高校生
2012/11/15



「今年秋ってあったっけ?」
「紅葉とかイチョウは色ついてましたよ?」
「銀杏踏んでくっさい思いしたのなー」
「植物とかじゃなくて、気温。夏から冬みたいな気温じゃなかった?」
「あー、過ごしやすい気温って短かったですよね」
「動いてりゃ暑かったからわかんねぇ」
「それはお前だけだ。野球バカ」
「獄寺君…でも山本たいがい動いてるしねー」
「野球やってたら気温とか忘れんのな」
「山本ならではだね」
「こいつは周り見えてないだけっスよ!」
「見てるってー」
「まぁまぁ。でもさー、こたつの季節になったよね」
「なりましたね。あ、いつでもオレん家来てください十代目!」
「どしたの?」
「こたつ新調しましたんで!いつでもどうぞ!」
「去年そういや壊れたもんなー」
「線切れたんだっけ。獄寺君こたつあるんだ、いいなあ」
「たまり場確定だな」
「お前は来なくていいぞ」
「獄寺マジでオレ扱いひどくない?」
「普通だろ」
「そんなこと言わないの。三人でまったりのんびりすればいいじゃない」
「じゅ、十代目がそうおっしゃるなら…」
「ツナに甘いのは昔から変わらねー」
「甘いんじゃねぇよ。特別なんだよ」
「本人目の前で言わないでよ、恥ずかしいじゃんか」
「今更だぞ?」
「十代目へのオレの態度は変えれませんので」
「もー。てか、獄寺君の家行こうよ。こたつ入りたい」
「賛成!」
「まじっスか!来て下さい!」



----------
こたつ欲しいです。
トリオ欲しいもっと欲しいです。
それより秋、ありました?





prev | next


「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -