「・・・なぁ、ガゼル。」

「何だ?」

「暇。」

「そうか。」

「・・・・・・暇なんだけど。」

「そう。で?」

「本読んでるお前も好きだけど!二人きりの時くらい一緒にいたいんだよ!」

「・・・一緒にいるじゃないか?」

「そーじゃなくて、くっついてたいの。」

「嫌だ、暑苦しい。」

「むしろ俺は今寒いの。」

「知るか。」

「・・・・・・・・・うー・・・・ガゼルー・・・ガーゼールー。」

「・・・・・・・。」

「ガーゼールー・・・・。」

「っもう!うるさいな!君は少しくらい黙っていられないのかい!?」

「ガゼルが構ってくれたら黙れるけど。」

「・・・・・・はぁ・・・・・」

「お!その気になったのか?」

「・・・膝。」

「あ?」

「・・・寝る。膝枕。」

「膝枕ぁ?・・・むしろ俺がしてほしいんだけど・・・」

「・・・・ダメなのか。」

「っいや!良いけど!」

「・・・・ん。」

「(・・・・あ、コイツ睫毛長いな・・・。)」

「・・・何、見てるんだ・・・?」

「ん?あぁ・・・お前って睫毛長いよなぁ・・・って思って。」

「・・・君だって、十分・・・長い・・・。」

「・・・・・・眠いなら寝ていいぞ?」

「・・・・じゃ・・・寝る・・・・。」

「・・・・・おやすみ。」

((ちゅっ))



『膝枕』



(・・・それにしても、これ後で足がしびれるだろうなぁ・・・・・

さって!ガゼルの寝顔も拝めたし、俺も寝るかぁ・・・!)





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Contradictionの海里様から頂きました。
相互ありがとうございます……!
ガゼルさん可愛いですね!そりゃあ膝枕もしてあげたくなりますよ。バーンが。←
ありがとうございました!