「……松山。」



「あは、ごめん、ごめんってば山B……。」











さながら魔法を知った指先













後ろのドアから教室に入ってひっそり席に向かおうとしたら、案の定山Bに見つかって大目玉をくらわされた。そりゃ朝からあんなんじゃ今日1日私の態度は目につくよね。はああ。だけどこれもすべてはこの……。



「フフ、どうかした?」



隣の席のあいつを睨み付ければばっちり目があった。フフじゃないしあーくっそ何なのよ。サイテー。


「べっつに。」


目を逸らしてそっぽを向く。あーもう、ウザい。






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