秘めた想いは熟れて食べ頃 | ナノ

秘めた想いは熟れて食べ頃


*病床の吐息の続き
*死ネタにつき閲覧注意







「…っ……大、ちゃん!」

 息堰切ってやってきた幼馴染の目元は真っ赤に腫れ上がり、見ていて痛々しい程だった。
 そう言っている今も、はらりはらりと頬を滑り落ちる涙に俺は動揺する。昔からよく泣くヤツだったけど、こんな風に取り乱して泣くことなど滅多に無かった。
 いくら学生時代馬鹿だ、馬鹿だと言われ続けた俺でも、幼馴染の取り乱し様に何か重大な出来事が起こったことくらいは理解できた。

「おい、そんなに泣いてどうしたんだよ。 ブスがもっとブスになるから泣きやめよ」

 何かモヤっとした物が胸中を燻る。
 何故かそれを認めたくなくて、俺は精一杯軽口を叩いたけれど、いつもなら返ってくる筈の“大ちゃんの馬鹿!”と言う罵声は返って来なかった。
 代わりにその大きな瞳から更に大粒の涙を零して、ついにはわんわんと子どもの様に泣き出してしまい、俺はとうとう困り果てる。
 いつまで経っても泣き止まない幼馴染の尋常ではない態度に、思わず近寄って背を撫でてやる(いつもだったら絶対にこんな事しない)と、幼馴染は嗚咽に混じりながらも“きーちゃんが……っ”と口にした。
 思いがけずに出てきた黄瀬の名に俺は思わず眉を顰めたけれど、幼馴染はそんな事には気がつかない様子で、その口からゆっくりと時間を掛けて何処から得たかも知れない情報を俺の耳に流し込む。
 俺は、彼女の口から語られた何処か現実味のない話題に、有り得ない者でも見るかのように幼馴染を見つめた。 







 俺と黄瀬が付き合っていたのは、高校一年の冬から三年前の春に掛けてだ。
 正直、男と付き合ったことなんて(当たり前だろうが)無かったし、黄瀬以外の野郎を好きになれるかと言ったらそうでも無かった。
 黄瀬が黄瀬だから、俺は黄瀬を好きになったし、黄瀬も黄瀬で、俺が俺だから好きになったと言っていたのを覚えている。 
 幸せだった。人混みに紛れてこっそり指先だって絡めたし、キスも、それ以上も、数え切れない程した。それと同じくらい、バスケもした。喧嘩だって、些細なものから大きなものまで周囲が呆れ返る程した。それでも、幸せだったんだ。ただ黄瀬が隣に居たってだけで、もの凄く。
 けど、三年前の春。突然呼び出されたかと思えば、何の前触れもなく黄瀬は言ったんだ。

「もう、あんたのこと好きじゃないんスよ。 だから、別れよ?」

 最初は、何を言われているのか全く理解出来なかった。
 だってそうだろ? 前日まで一緒にDVD観ながらゲラゲラ笑って、楽しそうにしてたヤツがいきなりそんなこと言うなんて思わねぇじゃん。

「冗談止せよ。 今日、エイプリルフールでもなんでもねぇぞ」

 そう言った俺は、どこかで黄瀬が“嘘っスよ!”って朗らかに笑い飛ばしてくれるって思ってた。
 けど、現実はそう甘くなくて。

「嘘でも、冗談でもないっス。 冷めちゃったんスよ、あんたとの関係に」
――だから俺と別れて。 

 続けられた言葉に目の前が真っ暗になった。
 なんでこんな風になっちまったんだろうかとか、ふざけんなよ、とか言いたいことは山ほどあったけど、何もかもアイツを目の前にしたら言葉が抜けてくみたいに頭が真っ白になって、結局“そうか”って言ってアイツの目の前から立ち去った。
 それから、アイツとは会っていない。
 俺も俺で、またとないチャンスの到来によりそれからすぐ渡米してバスケに埋もれていたし、携帯も解約して連絡手段を絶ってしまったから、黄瀬がどうなっていたかなんて、知る由も無かった。  





 10時間45分の間、渡米組であるさつきや火神と共に飛行機のシートに座り、到着した先は三年ぶりの日本。黄瀬と別れてから、始めて帰国する三年ぶりの日本だ。
 飛行機に乗っていた間さつきはずっと泣きっぱなしで、隣に座る火神はその背をそっと撫でてやっていた。けれど、俺にはそんな余裕すら無い。
 放心状態だった俺に、時折火神が“大丈夫か?”と声をかけてきたりはしたが、それ以外は皆無言。とても重い沈黙。
 後ろの座席に座っていた外国人カップルが未だ見ぬ地、日本へ想いを馳せ、楽しげに会話をしていたけれど、俺たちはただ静かに、過ぎ行く青空を眺めていた。
 日本に着いたのは朝方で、春だと言うのにまだ肌寒さを感じ、思わず身震いをする。
 それから一番気を確かに持っているであろう火神がタクシーを拾い、東京のとある地域を指定した。
 俺たちが慣れ親しみ、何度か行ったことのある場所。特に俺なんかは何度も世話になった。
 乗り込んだタクシーの中でもやはり俺らの沈黙は続き、ミラー越しに見えた運転手は困ったように表情を歪めながらチラチラとこちらを見ていた。







 やがて、見慣れた小柄な一軒家の前にタクシーが止まる。
 あの頃と殆ど変わらない、美味しそうなクリーム色の外壁に、真っ赤なポストが印象的なその家。石彫りの表札はあの頃と変わらず“KISE”と御洒落に刻まれていた。

――きーちゃんが……ッ!し…っ死んじゃった…って…っ電話……っ!

 アメリカの地で聞いた幼馴染の言葉が頭を反響する。

『黄瀬が死んだ? 有り得ねぇ』

 アメリカから日本に来る時、ずっとずっと、自分に言い聞かせて来た。
 きっと何かのドッキリで、空港に着いたら笑った顔のアイツが自分を出迎えてくれるんだなんて。そんな事を思っていた自分が浅はかだった。
 事実、空港に黄瀬の陽だまりのようなあの笑顔は無かったし、“青峰っち!”と俺の事を嬉しそうに呼んでいたあの声も無かった。
 まだ……、まだ家の中にいる可能性だって捨てきれない訳じゃない。
 どうにも諦めが付かず唇をギリリと噛み締めながら俺はタクシーから降りた。







「遠い所態々涼太の為に有難うね。 涼太が待ってるから、早く会ってあげて」

 そう言った黄瀬の一番上の姉に、家の中に通される。
 さつきもそうだが、黄瀬の姉はそれ以上に真っ赤な目元をしながら無理矢理口元に笑みを浮かべていた。黄瀬は姉に弄られつつも、なんだかんだ言って姉の事を好きだと言っていた。だから、きっと彼女も黄瀬の事を家族として愛していたんだ。愛する家族が死んで、きっと沢山泣いたんだろう。
 黄瀬の姉に連れられてリビングの横を通った時見た、ソファーに座る黄瀬の両親の背中も同じように寂しそうで、今もまだ笑顔で“ドッキリっスよ!”と出てくる気配の無い黄瀬に、いつまで両親にこんな想いをさせているんだと、また唇を強く噛んだ。
 そんな黄瀬両親の姿を視界に捉えたであろう火神も、俺の隣で静かに目を伏せ、さつきは押し殺すことの出来ない嗚咽を、それでも必死に押さえ込んでいた。
 なあ、黄瀬……いい加減出てこいよ。
 ぎりり、と奥歯を噛み締めた音はきっと隣を歩く二人にも聞こえたのだと思う。
 ちらりと向けられた哀れみのような、悲しそうな。そんな視線がとても、痛かった。







 黄瀬の姉に通されたのは、一番奥の見覚えのある部屋。
 まだ学生――、高校生だった二人が初めて愛し合った思い入れの深い黄瀬の部屋だ。
 二人してガチガチに緊張しながら、ベッドに座ったあの日。口付け一つでさえ唇が震えて、深く絡めてもガツガツと互いの歯を当てながら行った、まるで下手くそな口付けは今でも忘れられない。
 そんな俺らにとっての大切な思い出の部屋の扉を開けることをせずに「ごめんなさい、ここに涼太が居るから」と堪えきれなくなった涙を一筋流しながら語った黄瀬の姉は、まだ弟の死を真正面から受け止める事ができないのだと思う。俺と同じように。
 ここまで来てくれた黄瀬の姉に頭を下げれば彼女は涙に濡れた頬を拭うこともせずに、足早に去っていった。
 確かあの日も、この部屋を前にして酷く緊張した覚えがある。
 でもあの日は確かに幸せだった。
 ガチガチに固まった俺を見て隣で笑ったあの黄色と共にいたから。
 それじゃあ、今は?
 握った拳には嫌な汗が滲んだ。
 怖い、この扉を開けるのが。この扉を開けたら、もう後戻りできない気がして。
 でも、会いたい。一刻も早く、黄瀬に、涼太に。
 矛盾した気持ちに押しつぶされそうになりながら、俺は震える手でドアノブを回す。
 途端に香る、懐かしい彼の香り。それに混じって線香の、煙臭い匂い。

「……遅かったじゃないか、大輝、さつき……それに火神」
 
 そう、学生時代絶対王者を誇った覇気は形を潜め、悲嘆に暮れる声音がする。
 眼前にまるで何かを囲むようにして座った黒スーツの男達には見覚えがあった。
 中学時代を共に戦い、高校時代を良き好敵手として戦った彼等――キセキの世代と幻のシックスマン。
 会うのは本当に久方ぶりである。できればこんな形の再会はしたくなかったのだが。
 うっうっ、と嗚咽を漏らしながら「黄瀬ち〜ん……」と何かに縋ってみっともなく涙を流す紫原。
 「馬鹿なのだよ、お前は……!」とやはりこちらも涙を流す緑間。
 さつきに負けず劣らず腫れ上がった目元からはもう、涙は枯れてしまったというように呆然と紫原が縋るものを見つめるテツ。
 そして、先程俺らを弱々しい声で迎え入れた赤司。
 皆それぞれではあるが、その手には同様に真っ白の封筒が握られていた。

「きーちゃん……きーちゃんっ!」

 今まで口を開こうともしなかったさつきが、それしか言葉を知らないように「きーちゃん」と繰り返し、紫原の縋っていた――真っ白の布団に寝かされ、まるで本当に眠っているかのような涼太に歩み寄った。

「黄瀬……ッ」

 それに習い、火神も言葉を思い出したように、涼太に歩み寄った。
 布団に寝かされた涼太の肌は生気を失い、死化粧を施されたあの柔らかかった唇は、固く閉ざされている。ふっくらとして触り心地が良かった頬にも、身体にも、あの頃の面影はなく、薄い皮を突き出してきそうな骨が痛々しかった。
 本当に、死んでしまったのだと、戻ってこないのだと目の前に突きつけられた現実に、自然と目頭が熱くなってくる。

「……病気、だったそうです。 発覚したのは三年前……僕たちは、彼が必死の思いで生きてきたこの三年間、こんなこと知りもしなかった……」

 ポツリ、とテツが悔しそうに呟き、唇を噛んだのがわかった。
 俺はまだ、涼太の遺体を目にしても尚、その場に立ち尽くして動けずにいる。 

「三年前……」

 漸くそれだけ言葉を紡ぎ出し、俺はその場に崩れ落ちた。
 俺たちが別れたのも三年前で、三年前に黄瀬の病気が発覚したのだとしたら。もしも、もしも病気を知った涼太が俺のため、とか言って別れを告げたのだとしたら?
 自意識過剰だと言われればそこまでだが、そんな思考がぐるぐると頭の中を巡って目眩がしそうだ。

「さつき、火神、そして大輝……お前らに渡すものがある」

 つい先ほど来たばかりで悲しみに暮れている俺たちにやはりあの頃のような覇気は微塵も感じられないそんな声音で、渡すものがあると告げた赤司はスーツのポケットから白い封筒を三枚取り出した。
 それは赤司や紫原、緑間、テツの持っていた白い封筒と同じ。
 赤司は封筒の表面を確かめてから、俺ら三人へと一枚ずつそれを渡す。

「黄瀬のお姉さんから預かった。 ……涼太から、最後の手紙だ」

 そう言った赤司の声が震えたような気がした。







―――――――――――――――――――― 




To , 青峰っち




久しぶりっスね(♯ゝωσ♯)☆彡!

俺がいなくなって寂しかった? ねえ、寂しかったよね? 

勿論っスよね!

だって青峰っち俺のこと大・大・大好きでしょ?

ふふん、黄瀬涼太はなんでも『お・み・と・お・し』なんスよ(●≧艸≦)゛

あ! 今ウザイとか思ったでしょ!?

ウザイなんて思わないで欲しいっス〜!




今ね、病院のベッドの上でこれ書いてるっス(>ω<)

すっごい眺めが良い病棟でね、晴れた日には小鳥さんの囀りも聞こえてくるんスよ〜!

ね、ね? 羨ましいでしょ<(^∧^)>エッヘン

朝早く起きて、夜早くに寝るようになったから

もう睡眠不足も解消っス〜(〃^∇^)☆

隈も無くなって、俺の顔は前にも増してパーフェクトっスわ(笑)




いきなりなんスけど、青峰っち覚えてる?

俺たちが出会ったきっかけ。

ノミみたいな脳みそしかない青峰っちは覚えてないかもっスね〜( ̄ー ̄)

俺はちゃんと覚えてるっス!

頭部に走った強烈な痛み。 これは忘れろって言っても忘れらんねぇっスよ(笑)

確かに怒ってた筈なんスけど

取り損ねたバスケットボールを追いかけてきたあんたを見て

そんなの吹っ飛んじゃったんスよ。

すっごいキラキラしてて、今思えばあの時から俺はあんたに恋してたのかも。

なーんて(*/∇\*) キャ

改めて書くと超恥ずかしいっスね〜っ!




それから一緒に1on1やったのも、青峰っちが俺に告白してくれたことも

全部全部、覚えてるっス☆(>▽б)/

楽しかったし、嬉しかった。

俺は男同士だからって諦めてたのに、あんたはそれをしなかった。

諦めないで、顔を真っ赤にしながら告白してくれたときは

ほんっと涙でそうだったんスよ(*´I`*)!?




そんなあんたをフった俺は大馬鹿者っスね〜。

でもそれにはちゃーんと理由があるっス(´・ω・`)!

俺ね、もう治らない病気なんスわ。

気がついたときにはもう遅くって、いつ死ぬかわかんないって

お医者さんに言われちゃったっス(_ _|||)

いつ死んじゃうかわかんない俺と居たら

あんたはバスケを楽しめなくなっちゃうでしょ?

俺はあんたが楽しそうにバスケしてるところが大好きだから

離れようって思ったんス!

ねぇ、今あんたは楽しんでバスケしてるっスか?

してなかったら『オ・ヤ・コ・ロ』ならぬ

『ア・オ・コ・ロ』っスよ〜(●^皿^●)




っていう冗談はさておき、

まあこんなポンコツな体でもあんたと別れてから三年は

生き延びられたみたいっス!

でもね、そろそろ限界かなーって

だからこうしてみんなに手紙書いてるわけなんスけど。

俺からの手紙なんか、いらなかったら捨てていいから。




あんたにね、謝らなきゃいけないと思って。

もう、あんたのこと好きじゃないんスよ。 だから、別れよ?

今でも自分があんたに言ったこと、覚えてる。

あの時の、青峰っちの傷ついたような顔が忘れられなくて。

毎日胸が苦しいっス。

ごめんね、青峰っち。

あんなの嘘、大嘘。 今でも俺は……。




本当はね、あんたにね、病気の事何度も言っちゃおうって思ったことあったんスよ。

治療辛いし、病室には基本一人だし、誰かの温もりが欲しかったから。

そんな時に真っ先にパッと浮かんだのはいつもあんたで。

ベッドの隅に放っておいた携帯から、何度もあんたに電話掛けようとしたんス。

でも、今更でしょ? 俺からフッておいて、都合良すぎって考えると

いつも携帯から手、離しちゃうんスよね。

ほんと、馬鹿みたいっしょ?




……やっぱり、一人は怖いっスね。

俺が死ぬときは一人なのかな。

寂しい。 怖いよ、青峰っち。

一人は、怖いよ。 死にたく、ないよ。




ごめん。 闘病生活長いと、精神的にやられちゃって駄目っスね。

ほんと、ごめん。




長くなっちゃったっスね。

文章読むのが苦手な青峰っちは疲れちゃったかな?




もし、青峰っちがこの手紙を読むようなことがあれば

それは俺が死んだときっスね。

でもね、死んでも変わらない想いってあると思うんス!

俺にはあるから……。




あのね、もし俺が死んでもこれだけは変わらないっス。

重荷かもしれないけど、最後だと思うから書かせて?

俺は死んでも、ずっとずっと、青峰っちのこと大好きっス

愛してる!

あー、スッキリ!

これでこの世に未練はないっス!




これから青峰っちは自由に生きて、恋愛して、幸せになって!

それを心から願ってるっス!




暗くなっちゃってごめんね。

青峰っち……いや、大輝。

俺と出会ってくれてありがとう。

それじゃあ、大輝。




バイバイ。




From , 黄瀬 涼太




――――――――――――――――――――







 涼太らしい、顔文字をあしらった女のような手紙。最後の方にはもう顔文字すら入っていなかったけれど。
 これは涼太の生きた証だ。
 時に一人は怖いと弱音を吐き、時にまだ俺を愛していると言う事が綴られた手紙を、捨てられる訳がない。
 手紙は所々斑点のような皺が出来ていて、きっと涼太もこれを書きながら泣いたのではないかと思う。
 それに上書きされるかのように、俺の頬からは次から次へと涙が零れ落ち手紙を濡らしていく。

「バーカ、あんなくらいでテメェを嫌いになるわけねぇだろ。 そんな軟な恋愛してねぇよ……ッ」

 噛み締めた言葉が身体を突き動かす。
 俺は漸く立ち上がり、黄瀬の枕元へと座った。
 痩せ細って骨が突き出てはいるけれど、やはりあの頃の美貌は失われないまま。
 固く閉ざされた唇に指を添え、化粧が落ない程度になぞる。
 
「寂しかったろ。 ごめんな、一緒に居てやれなくて……。 愛してんぜ、涼太。……俺には一生、お前だけだ……」

 例え、もうこの世にはいないとしても。
 俺は、この言葉が涼太にしか聞こえないように、もう等の本人の機能を果たさなくなった耳元で言葉を囁く。
 そうして人目も気にせず、そのもう二度と開くことのない唇に精一杯の気持ちをこめて口づけた。







「秘めた想いは熟れて食べ頃」
(( バイバイじゃねーよ、涼太。 また、な ))
  






なんだか書いてるこっちが恥ずかしくなってしまいました(´・ω・`)
結局は相思相愛なんですよ、青黄は!!((バンバンッ
あ、でも片想いもぷまいですよね←

何名もの方からリクエストあったので『病床の吐息』の続編書いてみましたが
いかがでしたでしょうか?

少しでも楽しんでくれたら幸いです




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