「おい………ほんとにここ入んのか……?」
島に着いた途端、マルコとサッチに「買い出しに行くぞ」って言われて着いてきたら連れてこられたのはランジェリーショップ。
店の前で俺がうろたえていると平然と入っていくマルコとサッチの腕を掴む。
「いやいや!男ばっかでこれはまずいだろ!?」 「定員に話つけりゃあ、大丈夫だろい」 「いやー、ここは天国だわ」
ズカズカと入ってく2人の後ろを恐る恐る着いていく。 つーか………どこを見たらいいのか分からねぇ… 右も左も下着!下着!下着!なんであいつ等平気で入って行けんだよ…!
「おいおい、エース……お前挙動不審過ぎ」 「こんな所入った事ねぇから仕方ねぇだろ!?」 「たく、これだから童貞は手がかかるよい」
うっせぇ!俺の初めては***にって決めてんだよ!
「てかこんな所に何の用だよ」
疑問に思って聞くとマルコとサッチがお互い目を合わせ「はあ」とため息をつきやがった。
「***ちゃんに着けて貰うに決まってんだろ」 「へ?」 「俺達が選んだ下着を***ちゃんが着けるとかエロくね!?」
そうサッチに言われて考えてみる。 ………確かにエロいな、それ おもわず口元が緩むのを何とか我慢してサッチ達を見るともう選んでるようだった。
「俺決ーめた!これにするわ!」
そう言って手に持ったのは真っ赤の下着。
「しーかーもーTバック!」 「ブゥゥゥゥゥゥ!」
サッチがニヤリと笑って見せた下着は只でさえ布が少ねぇのに、Tバックだった
「なんだよい、エース。Tバックぐれぇで取り乱して」 「だって、おま!マルコ!あれケツ丸見えじゃねぇか!」 「Tバックはお尻を綺麗に見せてくれるもんなんだぜ?」 「それほんとか」
サッチの言葉に思わずビックリしているとマルコに「お前もさっさと選べよい」って言われた。
んな事言ったって沢山あっから選べねぇって…… なんだか申し訳ない気持ちで周りを見渡すと1つの下着に目が止まった
「俺………これにするわ」
俺が手に取ったのはパステルカラーのフリルの下着。うん、ナイス俺。ぜってぇ***に似合う。
***がこれ着けて俺のベットに居て……「エース……来て………?」とか言ったら……ヤベェな!おい!堪んねぇな!おいおい!
ニヤニヤとしているとマルコが「さっさと買ってこい、帰るよい」って言って1人、スタスタと外へ出ていく。
「あれ?マルコは買わねぇのか!?」 「あ?俺か?俺は下着は着けさせねぇんだよい」
な、なんだあのオッサン……!何であんな変態がモテるんだ!? けどドヤ顔で言うマルコを何だか尊敬の眼差しで見てしまった。
- 出来れば俺好みの下着を! -
てか、何でサッチ下着のサイズ知ってんだよ えーこの前たまたま***ちゃんの下着が干してあるの見っけた。 それどこだ!どこに干してた!!?
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