×××について語ろうか | ナノ


▽ デレデレ





「***さん!その書類俺しますよ!」
「ありがとうね」


私がしようとしていた書類を隣で楽しそうにしているソラ。正直言ってソラが居て凄い助かっている。
自ら仕事をしてくれるので私の仕事が少ないくらい。


気遣いがよく出来ていて人懐こい子で何より……


「***さん!そろそろおやつにしませんか!?(ニコー)」
「そうしよっかー!!(ニコー)」


この可愛らしい笑顔が凄く癒されるのはここだけの話だ。ソラにつられて思わず笑顔になる。実際、自分のキャラが可笑しいのは気付いているがソラの笑顔を見ると思わず同じように笑ってしまう。


私の横で「今日のおやつ何かな」と言っているソラを見て思わず頭を撫でてしまった。私と対して変わらない身長だが撫でたくなる可愛さを持っていた。
母性本能を擽ると言うの?そんな感じの。


「サッチ隊長ー!***さんと俺のおやつ下さい!!」
「お、ソラ来たな!これお前等だけにサービスな」


あのソラの一言が嬉しかったのか、私の次にソラを可愛がっているであろうサッチ。
今もソラの頭をクシャクシャと撫でケーキが2つ乗っている皿を渡している。


「***ちゃん飲み物どうする?」
「今日は紅茶で頼むわ」
「了ー解!」


隣で「サッチ隊長のおやつやっぱ最高!」と叫んでるソラを見ながら私もケーキを食べていると、後ろからマルコとエースの声が聞こえてきた。


「お、仲良くおやつかよい」
「………………まあね」
「つーかソラ!お前***から離れろ!!」
「いやでーす。俺、***さんの側に居たいんで」

何故かソラに敵対心を持っているエースがソラに文句を言うが、ソラがあんな可愛い事を言ってくれるので思わず抱き締める。


「あーもう!ほんとソラは可愛いわー!!」
「へへっやばい!俺幸せ!!」
「なっ……!んだよ!俺だって***の側に居てぇのにソラばっかずりぃって!!」


「……………いやーわけぇよい……」
「マルコ、それ年寄みてぇだぞ?」
「でもまさか***があそこまで仲良くなってるとは思わなかったよい」
「まあ、***ちゃんもどっちかっていうと面倒見がいい方だからね。それに前はエースには甘かったし、年下に弱いんじゃね?」
「ま、エースはセクハラのし過ぎって事だな…」
「それは俺等のせいでもあるんじゃねぇか?」
「…………………………………そうかもな」





- デレデレ -




ほんとソラはいい子だわー!
ちなみに***、ソラは2日後にはブリューの所に戻すぞ
は?何で!?
え!マルコ隊長ほんとッスか!?


(さっさと帰っちまえ。ソラが居ると***取られてばっかでつまんねぇ)


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