×××について語ろうか | ナノ


▽ 泥酔




「あっ居たぞ!」
「***さん!助けて下さいぃぃぃ」



久々の宴でほろ酔いになっていたら、クルー達がバタバタと駆け寄って来る。



「……どうしたの?そんなに慌てて……」
「もう***さんしか、隊長達を止められません」
「…………え?」



そう言われて無理矢理クルー達に引っ張られる。物凄い嫌な予感しかしないんだけど…
クルー達に連れてかれた場所にあの変態トリオが集まっていた。



「マルコ達がどうしたのよ………ってクサッ!」



マルコ達が座って居る所に近付いた途端、凄いお酒臭い。周りを見ると度数の高いお酒の瓶の空がいくつも転がっている。


「これ、あんた等で飲んだの…?」
「あ、***!***ー!」


私を見た途端駆け寄って抱き締めてくるエース。珍しく顔を真っ赤にしてスリスリしてくる。



「ちょ、エースクサッ!」
「***〜やっと来たな〜」
「エース隊長が***さん連れてこいってうるさかったんですよ」
「と、言うわけで***さん後はお願いします!」
「ちょっと!逃げないで!!ちょっとぉぉぉ!」


凄いスピードで走っていくクルー達。いや、エースだけじゃないんでしょ?後2人居るでしょ…?擦り寄ってくるエースを放置して残りの2人を見る。



………………もうめんどくさいのが分かるんだけど…え、ほんとに私が相手するのこれ…だってサッチの周りとか、めっちゃ暗いよ。キノコ生えそうなくらい。と、とりあえず声でもかけてみるか……



「サ、サッチ〜?どうしたの?珍しく暗いじゃん」
「わかってんだよ…」
「え?なにが?」
「リーゼントが古いくらい俺だってわかってんだよ」


そう言ってお酒を飲むサッチ。ど、どう接したらいいの……これ。


「俺って本編もチョロッとしか出てねぇじゃん?そんなんで皆に覚えて貰うには、何か特徴がねぇとダメなんだよ…だからリーゼントにしたのに、マルコの奴とかなんだよ…インパクトありすぎるだろ…」



そう言ってリーゼントをグシャグシャとし出すサッチ


「そ、そんな事ないって!似合ってるって!」
「***だって『え?今時リーゼント!?ぷwふっるwwwwww』とか思ってんだろ……」
「思ってない!思ってない!」
「いいって、気ぃ使わなくて……」


……………めんどくせぇぇぇぇぇぇ!サッチ泥酔するとめちゃくちゃめんどくせぇ!……いや、いつもの明るいサッチもめんどくさいけど、暗い方が物凄くめんどくせぇ!!



「***〜俺の相手しろよぉ!」
「あー、後でねエース。てかいい加減離れて」
「いーやーだー!***とくっついておくんだー!」


なかなか相手をしない私に痺れを切らしたのか、頬っぺたを膨らませて嫌がるエース。………図体デカイ男が何してんの……少し可愛いけどさ!少し!



「ったく、サッチもエースも静かに酒が飲めねぇのかよい」
「マルコぉぉぉぉ!こいつ等どうにかしてっ!あんた、酔ってなかったの「うーん、***は、もう太った方がいいよい」……ね?」



いつも通りに喋るマルコに駆け寄ると、いきなり腰を両手で掴まれる。掴まれたと思うとその手がどんどん上へ上がって来る


「ちょ、マルコ?」
「ガリガリじゃねぇかよい。だからこんなに胸もちいせぇだよい」


そう言って私の胸を鷲掴みするマルコ。2、3回手を動かして1人で納得しているようだ。


「後1カップは欲しい所だ「いつまで触ってんだ、この変態野郎がぁぁぁぁぁ!!」グハッ」


いつまでたっても手を離さないマルコの股間を思いっきり蹴りあげた。その光景を見た瞬間、エースが離れる。冷や汗をかいているエースと地面に伏せて苦しんでいるマルコ、そしてめんどくさいサッチを見て苛立ちしか出てこない。



「あんた等当分酒禁止。つーか海に沈んで海王類に食われろ」



そう言って残りの酒瓶を持って立ち去った。





- 泥酔 -



や、や、やべぇ***怒ってるよな?……つーかマルコ!何***の胸触ってんだよ!
…………まあ、…………はぁはぁ………命懸けだったけどよ…い……(これ使いもんになるのかよい!?汗)
…………………………………***の胸って柔らかかったか?
こんな所聞かれたら、また***に切れられるだろい


いっその事、丸坊主にしてみようかな俺…


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