▽ お決まりってのは良い事ばかりではない
「一回荷物を部屋に置いたらここに集合しろよい」
マルコ先生の指示に従い部屋に荷物を起きに行く。
『うっわ、ひっろー……』
「へーなかな綺麗じゃない」
『ベットもふかふかー!』
「たく、ルフィじゃあるまいし何騒いでんのよ。早く集合場所に戻るわよ」
ほーいと返事をしながら荷物を起き、またローファーをはき直した
「とりあえず今日この後はホテル周辺で自由行動だ。めんどくせぇ事起こすなよい」
めんどくそうに言うマルコ先生を他所にルフィが既にもうダッシュをしていた。
「にぃぃぃぃぃくぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」
『ちょ、ルフィ!?』
「たく、あいつはもー!追いかけるわよ!」
「了解ナミさんっ!クソマリモ!お前迷子になるんじゃねぇぞ!!」
「あ?なる訳ねぇだろ」
「いやいや、ゾロくん。説得力ないから!」
ギャーギャー騒ぎながらルフィを探していると、人混みの中にチラリとあの麦わら帽子が見えた。
『ルフィ発見!!』
人混みをかけ分けて走り『ルフィ!』と腕を掴む。
「は?誰あんた」
『…………あ、すいません。人違いでした…』
ルフィだと思った人はお決まりのように人違いだった。
『ごめん、皆。人違いだったわー………え』
アハハーと笑いながら振り替えると、これまたお決まりのように誰も居なかった。
『うっそーん……』
「ハアハア…あれ?ナミさん!!」
「何?サンジくん!」
「***ちゃんが居ねぇ!!」
「は?***まで!?何やってんのよ!あの子!」
「…………………………」
「***も少しルフィと同じでハシャグ時あるからなー…ってゾロ!?どこ行くんだ!!?」
「お!おめぇ等いい所に居るじゃねぇか!この“特性鹿鍋”の店ってどの辺か分かるか?」
「エース先生!!それ所じゃないわよ!ルフィと***が迷子になったの!!あとゾロもどっか行ってあいつも絶体迷子になるわ!」
「おめぇ等、早速問題起こしてんじゃねぇよ…」
-お決まりってのは良い事ばかりではない -
とりあえずおめぇ等はまとまって行動しろ!俺はあっちを探す!(ルフィやゾロはともかく……***の奴大丈夫か?)
prev /
next