あおなぐざ | ナノ

▽ 夜道は物騒




とりあえずサンジくんの料理を食べて皆満足。
サンジくんがケーキ作ってくるねぇって言ってケーキ待ちの皆。ルフィやウソップはゲームをしてゾロは寝ている。ナミもテレビを見ているみたいで、私は何故かローにガン見されている。


「なによ…」
「……………いや…」


結局泊まる事になったロー。女の子は良かったのか?そんな事言うとめんどくさくなりそうだったので言わないけど。それまで特に何も喋らなかったローが「***」って名前を呼んできた。


「なに?」
「お前私服はそういうの着るんだな。可愛い系か。俺はどっちかって言うと綺麗系が好きだが***なら可愛い系もありだな…うん。この絶対領域がなかなか良「しゃんなろぉぉぉぉぉぉ!」


おおっと思わずNA○TOのサク○ちゃんが出てしまったよ。だって太もも触ろうとしたんだもの。てかローの好みなんてどうでもいいよ。


「馬鹿野郎!ルフィ!!一気に飲むなよ!」


ローに一発アッパーを決めた時、いきなりウソップが叫ぶもんだから見てみるとルフィが飲み物を全て飲んでしまったみたいだ。
2リットルのペットボトル結構あったよね?どんだけ飲んだのよ、ルフィ。ナミとウソップに怒られて半泣き。可哀想に。



「まあまあ、私買いに行ってくるからそんなに怒らないでよ」


私の言葉に***〜っと抱き付いてくるルフィ。うん、ルフィなら抱き付かれても下心ないからサク○ちゃん出ないのよね。そんな事を思いながらコートを着て出る用意をする。横にいたローも立ってコートを着始めた。


「時間もおせぇし一緒に行く」
「え、いいよ。」
「照れんな。それに夜道は危ないからな」
「いや、照れてない。ローと夜道のが危ない」
「***、あんたねぇ…。危ないから一緒に行きなさいよ」
「えー大丈夫だよ!すぐそこのコンビニだし!」


ナミとローの言葉を聞かずにルフィの家を出た…分かってた。エース先生が居ないって事。学校でも帰らないって言ってたし。……もしかしたら女の人と一緒なのかな?彼女居なくても…過ごす相手くらい沢山居るんだろうな…
皆といてもエース先生の事を考えてしまう。そして
柄にもなくマイナスな事を考えると泣きそうになったのでコンビニまで走った。


すると体つきのいい2人組にぶつかってしまった。あ、やば……




- 夜道は物騒 -



ルフィ、兄ちゃんが帰ったぞぉ…ってお前等ほんとに来てたのか
あら、エース先生お帰りなさい。何、デートじゃなかったの?
おう、ただいま。マルコとか高校の先輩と飲んでたって***はどうした?
コンビニ行ったわよ。1人で。
1人で!?こんな時間にか?………ちょっと煙草買ってくる


(ふーん…まあ、エース先生の人柄から行くのは普通かしら)



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