Every day with the dearest person | ナノ

▽ 初めての任務開始





親父様の部屋に行くとエースが居た。


「あれ?エース?どうしたの?」
「まーな!!」


ニコニコとして答えるエース。機嫌がいいけど何だ?そう不思議に思っていると親父様が私を呼んだ。


「***、おめぇエースとちょっと傘下の海賊ん所に手紙届けに行ってこい。この近辺にいるのは居るだろう。届けたら少しエースとゆっくりしてこい……」
「***!やったな!!」


親父様なりの気遣いだろう。こっち帰って来てからなかなかエースとゆっくり出来なかった。よくエースだけが手紙を届けに行ったりしていたがまさか私も行っていいとは……


「〜〜〜〜親父様ありがとう!!」


そう言って嬉しさのあまり抱きつくと親父様はグララララと嬉しそうに笑っていた。


早速部屋に戻り必要最低限の荷物を作る。まあ、殆んど何も要らないかな。そう思っているとドアをノックする音が聞こえる。


「***準備出来たか?出来次第行くぞ!!」
「もう出来てるよー!」


エースの荷物を見てみるといつものバック1つだ。


「エースのバックの中身って何が入ってるの?」
「ん?中身か?食いもんだ!!!」


あー納得。エースらしい。


「準備できたなら行くか!」


エースの言葉に頷く私。船を出る時皆が見送りに来てくれた。



「***ちゃーん!サッチお兄ちゃんが恋しくなったらすぐ帰ってきなよー!!」
「まあ、死ぬなよい」
「***!早く帰ってきてまたトランプしよ!」


皆らしい言葉に笑顔になる


「サッチが恋しくなる事は一生なーい!!じゃあ、行ってきまーす!!」


手を振っているとエースのストライカーが走り出す




ー 初めての任務開始 ー



任務ってほどでもねぇけどなあ!
うるさい!何かその方がかっこいいじゃん!




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