▽ 刺激しちゃダメ
流石ウォーターセブンに並ぶ水の都。島自体が凄くでかい。ログがたまる4日、しっかり楽しめるなって思いつつ今日はナミ達とショッピングだ。
「ふー買った買った!」
「ナミの値切りってもう脅しだよね…」
「何よ、そのお陰で***も安く買えたでしょ?」
「感謝してます」
定員さん泣いてたからね……。私とナミのやり取りを笑って見てるロビン。
「ロビンはあんまり買わないんだね」
「ええ、ナミのを借りたらいいから」
「うわ、そうゆうの憧れる!」
「白ひげにも女は居るんじゃないの?」
「んーナースしか居ないみたいでさあ……仲良くなりたいけど……何かナース達の所に入ってく勇気ない……」
「***なら平気で入っていきそうだけどね」
「だってさあ……絶対エースファン居そうじゃん…」
私の言葉にあぁと納得した様子のナミ。
そう、私の世界でもそうだったけど女のそうゆうのってめんどくさい。抜け駆けしたどうのこうのって。全力でお互いアタックすればいいじゃん。結局選ぶのは相手なんだし。
まあ、私は運よくエースと関われたってのもあるけど。エースと付き合えてるってそう考えると凄い事だよね。たまたまトリップして、ずっと好きだったエースの所へ行って、今こうして付き合って……
「なに?エースシック?暗い顔しちゃって」
「な!そんな事ないよ!エースと一緒だとゆっくり買い物も出来ないし!」
「ふーん」
「ふふ」
「ちょっと…ニヤケながらこっち見ないでよ…!」
何かこの2人には敵わない気がする……
からかわれないように気を付けよって気合いを入れていると何だか騒がしい。
「何か向こううるさくない?」
「またどっかの馬鹿な海賊が海兵にでも見つかったんじゃない?」
「馬鹿な海賊…………」
「そうそう。馬鹿な……海賊………」
まさかっと思ってうるさい方を見てみると「火拳と麦わらだー!」の声。
「何であいつ等って騒ぎしか起こさないのよ……」
「てかさ……これってどっか隠れてた方がいいんじゃない?アラバスタ向かう時もこんな事……」
「あ!ナミ達だ!」
「お、***ーーーーーー!!」
私達に、気付き笑顔でこっちに向かってくるD兄弟。すっごくいい笑顔なんだけど!!
「ちょ、あんた達撒いてきなさいよっ!」
「もたもたしてっと捕まんぞ!!」
平然と言うルフィにナミの鉄拳が……ルフィ…
けどほんとにエース達の後ろをすぐ海兵達が追いかけている。
「ナミ!ロビン!私に乗って!!」
ジャガーに変化して背中にナミとロビンを乗せて走る
「***がゾオン系で良かったわ…」
「これなら快適ね」
「あ!ナミ!ロビン!すりぃぞ!***!俺も乗せてくれ!!」
「馬鹿野郎!他の男を***に乗せるか!」
「どうでもいいから撒くなりしてよっ!」
ギャーギャー騒ぎながら走っていると、急に目の前に煙が走り抜けた。
ま、まさか………
「逃がさねぇぞ……麦わら…」
ケムリンー!!
- 刺激しちゃダメ -
生ケムリン嬉しいけど、どんだけルフィの事好きなのケムリン!
げ、煙!!
ケムリンとはいい愛称貰ってんな、ぷ…
ちょ、あんた達あんま刺激しない方が………
テメェら…………
「「「あ、やべ」」」
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