Every day with the dearest person | ナノ

▽ 充実した毎日




私が帰ってきて約1ヶ月がたった。あの時何故モビーに帰ってこれたのかは分からない。一応冬島で待っててくれたみたいだが………これをエースに言うと「ま、帰って来れたんだし気にすんな!」と呑気な一言。まあ、帰って来れたからいいけどね……たまにこの適当さに不安になる。


後この1ヶ月の間にかわった事が。1つ目は私の左鎖骨の辺りに白ひげの刺青を入れた。女だからって理由で反対されたが、私も白ひげのクルーだ。親父様のマークを体に彫ることは誇りなのに反対される意味が分からないと言い彫った。痛かったけど、これで私も白ひげのクルーにちゃんとなれた気がして嬉しかった。


2つ目は、私の部屋とエースの部屋が隣同士になった。最初は一緒がいいとエースが言い始めて大変だった。まあ、お互いどちらかの部屋に居るのでそれほど変わりがないのは内緒だが……


3つ目は、私も最低限の戦闘が出来るように特訓中だ。マルコに敵に捕まっても振り払い逃げれるスキを作れる程度の体術を、イゾウさんに銃の扱い方を。
私自身、接近戦はしたくなかったので主に銃で戦っている。


最後の4つ目は、ほぼ毎日と言っていい程の宴会でお酒が強くなった。エース曰くつまらないらしい。多分お酒で酔い潰れた私に何かしようと企んでいたんだろうけど………


こっちに来てから充実した毎日を送っていた。


「おい***、親父が呼んでたよい」
「え?親父様が?」


何だろうと思いながら部屋に向かう




ー 充実した毎日 ー




prev / next

[ back to top ]


×
「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -