Every day with the dearest person | ナノ

▽ 受け入れてるんだよね…?




前回のおさらい。
悪魔の実を食べちゃったみたいです☆アハッ




「じゃなぁぁぁぁい!何でこうなった!!」
「あんたが悪魔の実を食べたからでしょ」


ナミの冷静なツッコミを貰うもついていけない。てか何で猫の手!?


「ネコネコの実ね」
「いや、ロビンも冷静に言わないで!え、これ無しって事にならない?」
「残念ながら無理ね」


ロビンにニッコリ微笑まれながら言われる。悪魔の実って!こんな所に実ったりしてんの!?いまだに状況に着いていけず混乱しているとロビンが私の手をじっと見てくる。


「この斑点…」
「斑点?この模様がどうしたの?」
「 “ロゼット”という独特の斑点……モデルはジャガーね 」



ジャガーって………結構狂暴なんじゃ…
自分の手のフサフサの毛と肉きゅうを見てほんとに食べてしまったと実感する。
すると私達の騒ぎに男衆が気が付いたようだ。


「なんだぁ?***の手、猫になってんじゃねぇか」
「猫の手の***ちゃんもかぁわいいなあvvv」
「エース!見てみろよ!***の手!」



ルフィに呼ばれエースが私に近付いてくる。すると私の手を見てエースの眉間に皺が寄る。


「エ、エース?」
「………………」


やばい。エースが何も言わない。怒ってる?1人焦っているとルフィが目を輝かせて近付いてくる。


「***獣型になってみてくれよ!」
「…でもどうするか分からないし…」
「た、多分想像したら出来ると思うぞっ」
「ほんと?チョッパー?」



チョッパーの言う通りに想像してみる。するとみるみる体が変型していく。


「うぉぉぉぉ!すっげほんとにジャガーになった」
「すんげぇ!かっけぇな***!」



ウソップとルフィに抱き付かれる。想像したらほんとに出来たよ…驚いてるものの少し楽しかったりもする。チョッパーも最初は恐る恐るだったのが私の背中に抱き付いてきたり、ナミやロビンも頭や毛並みを撫でてくれたりしている。



流石麦わら海賊団、受け入れが早い。けど肝心なエースが何も言わないままだ。もしかしてこんな姿になるようになって嫌いになった?
不安になってエースを見てみると目があった。何か深刻な顔をしている


「………***……」


やっと口を開いたエース。けど表情は深刻なままだ。


「…なに?」


やっとの思いでエースの言葉に返事をする。すると凄い勢いで駆け寄ってきた。





「猫耳姿になってくれ***!!!」



ぜってぇ***の猫耳姿は可愛い、と1人でブツブツ言っているエースに私や、皆は少し引いた。





- 受け入れてるんだよね…? -



(え、これエースは何とも思ってないって事だよね?受け入れてるんだよね…?)
***の猫耳姿たまんねぇな!
確かに***ちゃんの猫耳姿はクソ可愛いに決まってる!
馬鹿野郎!そんな姿は俺以外の野郎に見せれるか!


(馬鹿が2人………)



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