Every day with the dearest person | ナノ

▽ ご利益がありますように




「んっ…」
「お、起きたか?」


目を開けると見たことのない天井とエース。あれ?私、気失ってたの??少し混乱気味で居るとエースが「まあ、骸骨のアップだしな」って笑ってる。
そうだ。ブルック見てビックリしたんだった。ブルックに失礼な事しちゃったかな?


「立てるか?皆に***の事紹介してぇんだけどよ!」
「私は大丈夫だよ!私も皆に会いたいしっ」


生麦わら海賊団!気が緩むとすぐにニヤニヤしちゃう。そんな私を見て笑いを堪えてるエース


「グフッ…そんなに会いてぇのか?」
「ちょっと笑わないでよね!だって私の世界ではルフィが主人公だったんだよ!?その主人公とその一味に会えるんだもん!!私他の海賊団とは会えないって思ってたしさ!!!」


私が興奮気味で言うもんだからエース大爆笑。いいもん、笑われても。本音だもん!
笑いがなかなか止まらないエースをほっておいて甲板へ向かう。笑いすぎて苦しくなればいいのに。
私が少し拗ねたのに気付いたみたいで「わりぃわりぃ」と言って追いかけてくる。これも笑いながら。
まあ、こんなやり取りも幸せに思える私もなかなかお気楽だな…そんな事を思っていると甲板に出た。



「おっ!お前もう大丈夫なのか?」



わわわわわわ。生ルフィ!ルフィが話しかけてる!もう生ルフィを見た瞬間ニヤニヤが止まらなくなった。


「エース……ほんとに大丈夫なのか??」
「ブッブグフッ…だ、大丈夫だ」


ルフィが引いているのに気付き、いけないと思いヒーヒー言って笑っているエースの足を思いっきり踏んだ。そして目で「紹介して」と訴える。だって自分からは少し緊張するんだもん!



「いっ!!わ、わかったよ。あー俺の横にいるのは***で俺の女だ。手ぇだすなよ?後***は異世界から来たんだぜ?」


“異世界”って言葉に皆食い付いてエースとのこれまでの事を含めて話す。すると皆「やっぱり何でもありだな、この海」と声を揃えて言ってた。


「いいなあ、俺も***ちゃんみたいな可愛い子とそんな恋愛したいなあvvvv」
「お前が異世界に行って帰ってくんな、アホコック」
「あ?なんだと毬藻」


うわうわうわ!生喧嘩!!ゾロとサンジくんの生喧嘩にこれまた興奮していると誰かに肩を叩かれた。振り替えるとブルックだ。


「先程は驚かしてしまったみたいですいません」
「あ、いや、私の方こそ驚いてごめんなさい」
「いやいや、しょうがないですよ。あーお嬢さん、やっぱりパンツ見せて貰ってもよろし「やめんかっ!!!!」


ブルックにいきなり蹴りが入る。だ、大丈夫なんだろうか……そう思って居ると「ごめんね?うちのアホが」とナミが近くに来てくれた。後ろにロビンも。



思わず2人の乳を見て拝んでしまった。




- ご利益がありますように -


ちょっと何で拝むのよ
いや、乳神様からご利益が欲しくて
誰が乳神様よっ!ゴンッ!!
イッタァァァァァァァァァァ!!



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