Every day with the dearest person | ナノ

▽ 前回と違い過ぎる





まさか麦わら海賊団に会えるとわ!ストライカーがサニー号に近付くにつれ心拍数が上がる。だってだってだって!他のワンピースキャラに、しかも主人公に会えると思ってなかったもん!
生の麦わら海賊団ってどんなのかなあ。ニヤニヤしているとエースにデコピンされた。


「いった!何すんのよエース!!」
「浮気すんなよ!?」


青空をバックに爽やかに言うエース。…………すいません。やっぱり自分の彼氏が一番です。なにこの人!かっこよすぎ!!
思わず鼻血が出そうになるのを堪えて頷く。満足そう笑うエースが私の頭を撫でながら「ルフィ!」と叫ぶ。



「んあ?誰だあ?」


気の抜けた声と共に1つの影が顔を出した。影でも分かる。あの麦わら帽子の影。ルフィだ。


「おっ、エースじゃねぇか!!どうしたんだ!?ん?おめぇ誰だ?」
「おー、たまたま見かけてな!紹介もしてぇし上行っていいか?」



ルフィのいいぞって声を聞いてストライカーをサニー号にくくりつける。エースに手招きされ近づくと担がれた。


「え、何!何するんの!!」
「まあまあ、ちょっとお口チャックな?」


………お口チャックって可愛いな!おい!何この人かっこ可愛い!!1人でニヤニヤしてるといきなり浮遊感。まさかと思って下を見てみると海が遠くに見えた。


「え、ちょ、待って!心の準備がぁぁぁぁ」



いや、確かにドーマさんの船の時エースが一緒に飛んでくれたらとか思ったけどさ。まさかこんなにスピードがあると思わなかったんだもん!!
タンッと着地音と共に下ろされる。は、吐くかと思った……。ちょっと深呼吸して落ち着こうと顔を上げたら骸骨が目の前に居た。



「ヨホホホホ。お嬢さん、パンツ見せて貰ってもよろし「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」



前はお猿さんだったのに何故今回は骸骨なの!気が遠くなる中そう思った。





- 前回と違い過ぎる -



おい、エースこいつ大丈夫か?
…大丈夫だ(……多分)




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