Every day with the dearest person | ナノ

▽ まさかの出会い




服に、アクセサリーに、アイスに、お酒。
エースと色々見てまわった。可愛い物が多くて、お酒も珍しい物があったから親父様のお土産に買った。



「ちっと便所行ってくる」


エースがそう言うから気になってたアクセサリー屋さんを1人で見ていた。
あ、これ可愛いなって見ているとエースの声が聞こえる。



「***ーっ!走れ!!」



そんな事を言うエースの後ろを見ると海軍、海軍、海軍。



「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」


海軍に捕まるとヤバイので走る。エースが追い付いたみたいで私を抱き上げて走る。


「ちょっと!なんで海軍引き連れてくるのよ!」
「イヤー便所でばったり会ってよ!海軍少ないはずなのなになあ!」
「笑い事じゃないわよ、馬鹿っ!」



後ろから「待てー」っと聞こえる。まあ、エースの足が早いためどんどん距離が離れていく。



「エースとはゆっくりとデートも出来ないの…?」


まあ、海賊だしなあって笑ってるエース。海賊だろうが、たまにはゆっくりデートしたいのに!


「ストライカーに乗るから舌噛むなよ!」


ストライカーに飛び乗るエース。これで一安心かなとか思ってたら、今回の海軍はなかなかしつこいようで船で追いかけてくる。



「エース、あんたほんとモテモテだね」
「野郎にモテても嬉しかねぇよ」



ストライカーのスピードを上げる。するとどんどん海軍の船が小さくなる。


「もっと色々見たかっなあ…」
「俺ももっと色々食べたかったなあ…」



2人してため息。食べたかったって沢山食べてたじゃん。ほんとエースの頭には食べる事しかないのだろうか。そんな事を考えていると後ろに海軍とは違う船がいた。


ん?海賊船…??


じーっと見てみると見たことのあるマーク



「ちょ、ちょっとエース!あそこ見て!!」
「なんだよ、***。海軍の奴等まだ追ってくるのか?」


そう言って後ろを見た途端嬉しそうな顔をするエース。そりゃそうだ。大好きな弟の海賊船だもん。



「***!まだモビー帰るのは物足りねぇよな!」



そう言って私の返事を聞く前にサニーに向かってストライカーが走る。ま、私も嫌がらないけどね!だってまさか麦わら海賊団に会えるとわ!!




- まさかの出会い -



***、俺の弟はほんとに可愛いんだからな!昔は「エース、エース」つって俺の後ろばっかついてきてよ!!いっつも俺に怒られて泣いててウンタラカンタラ
(…………ブラコン発揮してんなあ。凄い輝いてるよ、エース…)




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