ACE | ナノ

▽ (02/10)



エースとは高校生になり知り合った。意気投合してエースと友達になり、元々エースと友達だったサボとも知り合い3人でよく一緒にいた。
皆平等に優しいエースにいつの間にか好きになっていた。勇気を出して告白した1年の終わり。
真っ赤になりながら告白するとエースも真っ赤になりながら答えてくれた。
サボに付き合う事になったのを報告すると、サボも喜んでくれた。


けど実際付き合ってみると恥ずかしくて、いつもみたいに喋る事も出来なくて…一緒に帰っても沈黙が多かったり…学年が変わる頃エースに言われた。



『俺達、友達に戻らねぇか?』




って……嫌な夢で目が覚めたな……
のそのそと起きてベットからおりる。
こんな昔の事の夢久々に見たな…今みたいに接しれれば、まだエースと付き合っていただろうか。


いや、続いていないか……私と別れてすぐエースには彼女が出来た。その彼女とは長くは続かなかったが私の時とは違い楽しそうに居た。


「おはよー」
「うーす!なんだ***不機嫌だな?」
「………………………殴っていい?」
「なんでだよ、おい」



朝からニヤけたエースの顔を見るとイラッてきた。だからとりあえず軽く殴っておいた。


「いってぇな!なんだよ***!分かった!お前彼氏出来ねぇのに俺には彼女出来るから腹立つんだろ!」


たくしょーがねぇなあってニヤニヤしながら言うエースにもう一発殴ってやろうかと思って拳を作った。


「うーす、エース、***!って何してんの、お前等」
「おい!サボ!この暴力女どうにかしてくれ!」
「……どうせお前が下らねぇ事言ったんだろ、エース」
「さっすがサボ!誰かさんと違う!」
「んだと***!!サボは***の味方かよ」


少し拗ね気味に言うエース。ざまあみろって思ってヒヒって笑っているといきなりサボに肩を抱かれた


「………まあ、彼女の味方するだろ」



「「はあ?」」


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