少し癖のあるショートヘアーの黒髪。少しタレ気味の黒目の大きな目にスッと鼻筋の通った鼻にソバカス。
で、極めつけに……
「***!見てみろよっ!!デケェ!!」
そう言って自分の胸を嬉しそうに揉む女の子……と、いうよりエース。
「それは私に対する嫌味か!この変態!!!」 「グヘッ」
私の懇親のビンタがエースの頬へ入る。
「いってぇ!!いつもよりいってぇ!!つーか殴る事ねぇだろ!?」 「うるせぇ!胸を揺らすな!!」 「……しょうがねぇだろ…不可抗力なんだからよ…」
頬を赤らめて言うエースに余計ピキッと額に筋が入る。 それを見た私はエースを押し倒し胸を鷲掴みにする。
「この!憎たらしい胸っ!!」 「ちょ、***だってあるじゃねぇか!俺は***の胸が好きだ…!」 「巨乳のエースにそんな事言われても嬉しくないから!!!」
引きちぎってやろうかと目の前の胸を鷲掴みしているとある事に気が付いた。さっきとはまた雰囲気が違う頬の染め方をし、少し息が上がっている目の前の変態。
「ちょ、……***…!たんまっ!!」 「は?なによ」 「なんか……はあ…んっ、体がアチィ……!」
そう言ってハアハアと息が荒くなるエース。 私の手の動きに合わせて息が荒くなっているような……
「***…わりぃ……俺……なんか…ダメだわ」 「は?ちょ、ま!待って!!」
胸を掴んでいた私の手をエースが掴み、グリンッと視界が回った。急の事に驚きつつ叫ぶが私の言葉も聞こえないみたいでエースの手が私の服の中へと入ってくる。 エースとの初が女ってどうなのよ!それ!! グッと押すものの、今は女といってもエースだ。ビクともしない。
「初めてが女同士はイヤァァァァァア!」 「ばっ暴れんなっ」
首を左右に振り暴れているとゴンッと頭に衝撃が。 いっ……たあ…… 頭の痛みが強くなるにつれ視界が暗くなっていく。
私このまま女エースに襲われるの……? 初めてが女って……それ………
「どんなプレイよっ!!!」 「ウオッ!」
ガバリと起き上がると、いつも通りのエースがそこにいた。
「***…おめぇ大丈夫か?熱でうなされてるは、いきなり叫ぶはでよ」 「熱…?」 「んだよ、覚えてねぇの?いきなり倒れてたんだよ」
そう言ってさっき飛び起きた私の体をゆっくり倒していくエース。私がベットに大人しく倒れると満足したようで水が絞りきれてないタオルを額に乗せてくれた。
「なんだ……夢か……」
理解した頃にはホッと安心し笑っているとエースが不思議に思ったみたいで「どーした?」と聞いてきた。さっき見ていたエースではなく、いつもの筋肉質の体をしたかっこいいエースが覗き込んでいた。
両手を広げ覗き込んでいるエースを抱きしめる。
「いつものエースで良かった………」
エースの体温が気持ちよくてまた目を閉じる。 もうあんなエース見たくないなあ………
- もうこんな彼は見たくない -
巨乳なんて……許…さないんだか…らあ! (一体***はどんな夢見てんだ!?)
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