▽ 嫉妬深い可愛い貴方
あれから二人でマルコの部屋に戻ったら怒られなかった。エースの「俺達付き合う事になったから!***に手ぇ出すなよ!!」って言葉に「やっとくっついたかよい」と言うだけだった。
付き合い始めて改めて思った事はエースは結構嫉妬深い。前の禁止令を出した時を思い出す。
「おいお前等!***は俺の女だからな!手ぇ出した奴燃やすからな…」
シーンっと静まる食堂。
うん、エースが言うと冗談じゃないな。あれは本気で言っているな。
けど今までこんなに想われていると実感出来る人は居なかったから嬉しい。“愛されている”と心から思える。
「なになに〜***ちゃん達付き合う事になったのぉ?」
「***、サッチはスルーでいいからな。」
「うん、そうだね、エース。私もそう思う」
「………ほんと皆扱い酷くね…?」
拗ねるサッチをそのままにしてご飯を食べ始める。そろそろ島に着くかなあ。そう思いマルコに聞く。
「ねぇ、マルコ。どのくらいで島に着……」
マルコに聞いている途中何故かエースに抱き締められた。
「あのー、エースくん??」
「マルコ…***は俺のだからな……」
ちょ、低音ボイスを耳元で出すな!ニヤニヤする!!
案の定ニヤニヤしているとマルコと目が合った。
呆れた顔をこっちを見ている
「エースから***を取る奴居ねぇよい…」
満足気な顔をするエースを愛しいと思う私もなかなか末期だと思った
- 嫉妬深い可愛い貴方 -
おい!ハルタ!!***にそれ以上近づくな!!
そんな事知らないし。ねぇ?***ー?
(あぁちょっとめんどくさいかも…)
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