Unconditional love is promised. | ナノ

▽ 可愛い君



「うぅ寒い……」


確か航海士さんが言ってたなもう少しで島に着くって。島もあの春島以来なので楽しみだが、この寒さだと冬島かな………


コーヒーでも飲んで暖まろうと食堂へ向かう。
元気よく食堂のドアを開けるとエース、マルコ、サッチがお昼ご飯を食べていた。


「お、***ちゃん寒そうだなあ!」
「寒そうじゃなくて寒いよ、サッチ」
「じゃあ、サッチ様が暖めてあげようか?」
「あ、マルコ!これ頂戴っ!!」
「………よい」
「まあ無視!?最近***ちゃん俺に冷たくない?」
「いや、これが普通の女の子の反応だよ………」


そう言うといじけるサッチ。………激しくめんどくさい………
そう思っているといきなりエースが口を開いた


「***、手ぇ貸してみろ」


エースの言うとおり手を出すとエースがいきなり手を握ってきた。


「これなら暖かけぇだろ」


そう私の手を握りながら笑顔で言うエース。悪魔の実の能力で他の人より高めの体温。


「………うん、暖かいね」


そう言うと嬉しそうに笑うエース。


「ほーほー微笑ましい事で」
「どうしよう、抱き付くのよりなんか恥ずかしい…抱き付いていいかな、エース」
「なっ!」


真っ赤にしてさっきより熱くなるエース。
そんなエースが可愛かったので思いっきり抱き付いてやった。すると真っ赤にして照れている。久々に見たなこの顔。


「あーやっぱり照れてるエース可愛い。私はこの顔を見てニヤニヤしたかったんだよねぇ」


と言うと「離れろっ」と言うエース。離れてやるもんか。より強く抱き付いてやる。


あー久々だなこの感じ





- 可愛い君 -




(……無理にほどかない俺も***に甘ぇな……)

***、エースの奴書類溜めてるからお前さん頑張れよ
…………………エースぅ?私前、溜めるなって怒ったよねぇ?
ちょ***!いてぇ!いてぇって!!


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