Unconditional love is promised. | ナノ

▽ 特別なようで特別ではない



この前の一件からエースから禁止令が出た。
・露出の多い服は着ない
・クルーとも必要最低限しか話さない


いやいやいや、2つ目は無理があるだろう!流石にこれにはクルーも大ブーイング。けど実際はエースがほとんどって言っていいほど、私の側に居て話しかけれないという状況。


てかエースってこんなキャラだっけ?最初私の行動に照れてたじゃん!!私はあの照れた顔でニヤニヤしたいんだよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!
なかなか進まない書類整理に軽く可笑しくなる。



「声に出てるよい。後可笑しいのは元からだろい」
「!マルコ!!」


いきなり現れないでくれパイナポー。



「エースがまさかこんなに過保護とは思わなかった………」
「………まあ、***にだけだろうけどな…」
「いや、ブラコンだとは思ってたけどシスコンでもあるとはね……何かキャラ変わってない!?」
「そんだけお前さんの事が大切なんだろい?」
「………“家族”としてでしょ?」


そうエースが私を大切にしてくれてるのは家族としてだ。守るといってくれたのもそうだ。


家族思いのエースの事だ深い意味もないはずだ。
エースが側に居てくれて嬉しいはずなのに、何か遠い感じがして仕方がない。






- 特別なようで特別ではない -





あ、これ2番隊の書類だよい。明日には提出しろよ。
こんのっ、ふざけんな!パイナポー!!この状況見て無理でしょ!!!
書類を溜めてたのはエースだからな。文句ならエースに言ってくれ。

エースぅぅぅぅぅ!!!!一発殴らせろぉぉぉ!!


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