▽ 女の武器をフルに使う
最近エースの様子が可笑しい。私が抱き付いても前みたいに嫌がらなくなった。むしろ抱き付いた私の頭を撫でる始末………
いや、嬉しいけど調子が狂う。
「エース最近可笑しくない??」
こそっとマルコに聞いてみる。
「………まあ、無自覚だろい…。弟とお前さんが被って甘やかしてやりてぇんだろい………」
ルフィかあ…エースはルフィ大好きだもんなあ…私のライバルってもしかしてルフィだったり…??
てか弟と被るって女と見られてないじゃん!!!
それはダメじゃん………エースに女という意識させないと!!
私は急いで部屋に戻りこの前買った服を漁った。そしてナミスタイル……所謂チチバンドとジーンズという格好に変えた。
ふふふ…これならエースも意識するだろう……まあナミみたいに胸はでかくないけどね……。てか、ナミがしてもイヤらしく無いのに私がこの格好をすると露出狂見たいにみえるのは黙っておこう…
ルンルンで部屋を出てエースを探す。
どうしよう!選んだがこの姿見て鼻血だしちゃって【***….お前も女だったんだな…凄くそそられるよ……】
【あっ、エースダメだよ…こんな所で…】
…………ってあはんうふんになったらどうしよう!!
きゃーっと一人で盛り上がっているとサッチに見つかった。
「え、***ちゃんどうしたの?誰かに襲われた!?」
「いや、襲われてないし…」
「なら良かったよー」と言いつつ抱き付こうとしてきたので避けた。
「てかこの格好だと女って感じする?いける?」
「え?そりゃあ、全然いけるけどよぉ…」
「ありがとっ!早速エースに見せるぞー♪」
サッチを置いてエースを探す。
早くエースの反応が見たいなあ……
- 女という武器をフルに使う -
お、***!いい格好してんじゃねぇか!
でしょでしょー!?どう襲いたくなる?
なるなる!つーか襲わせてくれ!
(いや、絶対エース怒るだろ……他の奴等にあんな姿見せたの知ったら)
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