Unconditional love is promised. | ナノ

▽ 島初上陸



「うわぁぁぁぁぁ!」

無事に何事もなく島に着きました!どうやら春島のようです!



「あ、あの服屋さん可愛い〜あそこも〜」
「***!ここも良くない??」
「あ、ほんと可愛い〜!ハルタくんここ入ろう!!」



マルコの存在を忘れハシャグ私達。


「ハルタくん!ハルタくん!どうこれ似合う?」
「***にはこっちの色のが似合うよ!」
「ねぇねぇエースってどんなのが好き?」
「可愛い系じゃない?てか何でエース誘わなかったの?」
「何かサッチ行くみたいで却下された…」


よしよしと頭を撫でてくれるハルタくんの後ろでため息をつくマルコ。



「そんな事どうでもいいから冬島でも夏島でも着れる服買っとけよい」


な!どうでもいいって言った今?このパイナポー!!


「乙女心分からない奴だなあ」
「マルコなんてほっといてあそこ見に行こうよ、***」


二人してお店に入る。ハルタくんと買い物楽しなあ。
ほんと女友達としてるみたい…




沢山服を買って満足の私。ハルタくんも何故か満足気だ。



「あ、ちょっと喉乾いたから飲み物買ってくるね!二人も何か飲むー?」
「いらねぇよい。***、知らない奴に着いていくなよ」
「俺もいらなーい!お菓子あげるって言われても着いていったらダメだよー?」



お前等私を何歳だと思ってるんだ…
だが、あまり待たせるのもあれなので急いで買いにいく。ちょっとした売店で飲み物を買い、小走りで来た道を戻る。すると避けたくなるような男達に腕を掴まれた。




「ねぇねぇお姉さん一人?可愛いよねぇ」


お決まりのナンパってやつか?
てか初めてナンパとかされたよ!!


「あーあっちにお兄ちゃん達待ってるんで…」


何かニヤニヤしてる男が気持ち悪くて早く立ち去りたくなる。


「お前白ひげのクルーだな?俺に着いてきてもらおうか?」
口を押さえ込まれ連れてかれる…






- 島初上陸 -




(こんなお決まりいらないって…!)


***遅くない?
そう言われてみると遅せぇなあ…
まさかほんとに着いてった?
いや、それはねぇだろい…


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