ぐだぐだ日記(@印は返信付)
綾主小話
2012/05/20
「僕のことを覚えていたら、きっと君は苦しむんだろうね」
綾時は哀しげに少年に向かって告げた。
「全部僕がもらっていくから」
少年の目が見開かれる。綾時はその大きな瞳を見据えて、ゆっくりと頬をなでた。
いやだ、いやだ、わすれたくない。
「キミはもう一度、生きて」
「いやだ、綾時、」
消えるかげろうに手を伸ばせども、なすすべもなく空を切った。
手を離すまいとしがみついた死は、それ自身をさらって離れていった。さらさらと頭の中でたいせつなものが消えていく感覚がした。透き通っていった。
「じゃあね」
「 」
名前を呼べなかった。
記憶が欠落した。
透明な記憶の中、声無き声でもう呼べぬ名を叫んだ。
誰かは寂しげに笑う。
名前を思い出せない誰かへ、意味を失った願いを伝える術はない。
ふと目を開ければ世界。少年はまだ息をしていた。
夢を見ていた。
まるでなにかが壊れたようだ。あぁ、とちいさく息を吐く。あぁ、わすれてしまった。きえてしまった。
不完全な記憶が伴う虚無感に誘われて、目を刺す青空に涙する。
誰かがいた。誰だったろう。さようならも言わず少年の中から失われた。
けれど、きっと、
「僕は、お前と、生きたかったよ」
名前を思い出せない誰か。消えたことを覚えている。
たいせつなものは完璧に奪われはしなかった。
微かに残る、消えた記憶を嘆くこの想いだけは、消えてくれるなと願った。
(3月6日)
――――――――
文と文の繋がりが不完全ですがもうぶち込んどけー!ってことで。はい。
この前更新した主アイ話みたいに加筆修正してまた改めて載せるかもしれません。載せないかもしれません。
これが精一杯なんだよ!!熱くなれよ!!熱くなった結果がこれ!!
だといいなぁ!!!!
途中は某ドラマの曲聞きながら妄想してましたね!!!!
綾時はキタロの記憶を全部持ってっちゃうんじゃないかなとかそういう。
元々キタロに死を提供していたわけなので、 主の死も綾時が持って行く→ユニバース死亡回避→主復活 みたいな?みたいな?
すみません細かいこと考えてないです(スライディング土下座)
綾時が主の死を持ってるから、半不死状態になって「もういい加減会わせてください!」ってなったあたりで綾時がリアル死神で主のもとを訪れさきのながいもうそうだなぁ!!!!!!!ふひぃ!!!!!!!!!
自分で読み返しても意味がわかりません。妄想垂れ流してるだけなので伝える気がまったく見受けられない。反省しなさい。
綾主の萌は無限大ィ!!!!!!!!!!!
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