独占欲(4/9)



最初は上手く出来なくて、全然気持ち良くなかったキス。

しかし、もう数え切れないくらい真奈美とした。

最近は余裕さえも出来、今は真奈美の舌を堪能する。


「…ん…ふぅ…ッ……」


ざらりと擦れ合う舌の感触。

角度を変えればたつ水音。

何とも言えず、興奮する――…。


そっと、唇を離すと真奈美は肩で息をしていて。

その腕を引っ張り、真奈美のアパートへと向かった。











「きゃッ!慧君……!?」

真奈美の部屋に着いてすぐに、僕は真奈美を脱衣場へと連れていき、

そっと服を脱がせた。


「那智に触られたのはどこだ?」

「え……?」

「だから那智に触られた場所だ。」

「えっと、髪と…手と……」


言い終わらないうちに、真奈美を生まれたままの姿にさせて、

僕は腕を捲り、ズボンを折って、バスルームへと真奈美を連れていった。




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