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ルスラン「……?皆さんはドス黒飲料を飲まなくても良いのに、深刻そうな顔をしているのは何故でしょう?大丈夫ですよ、アズロさん。私は冷ややかなオーラなんて少しも身体から放出していませんから(にこり)」
アズロ「(聞こえてた……!?)」
ルスラン「では舞台の後ろにしっかりと救急車も用意されている事ですし、万が一の時に備え遺言書を一筆認めてから飲む事にしましょうか……(さらりさらりとペンを走らせる音)……私が死んだ場合、王族護衛騎士の後任は面白いからアホ騎士のリュトンがやる事……と」
フィロイ&ユイン「うそーーーーー!!!!!???」
ルスラン「そんな大袈裟な…(にこり)
大丈夫ですよ、万が一の場合なのですから。十中八九死にはしないでしょう。軽く生死の境をさまようくらいで──…と。
……では、皆さんの生暖かい眼差しもあることですし、そろそろ飲みましょうかね」
───コク、コク、ゴクン。
(味わいながらも一気に飲み干す音)
エイシア「わー…勇気ある飲みっぷりはまさに勇者だね」
クロッカス「サイト2周年を迎えたルカさんの為に良い仕事をしたな、あいつ」
グリム「ありがとうルスランさん……僕は今、ありがとうしか貴方に言えないよ(丁寧に涙をハンカチで拭う)」
汐「おや、舞台の後ろに控えている救急車の動きに変化が出ましたよハチさん?」
ハチ「きっと勇者を搬送する準備に取り掛かったのでしょうね……というか勇者の動きに変化を見受けましたか汐さん?」
汐「いや、まだですネー。余裕でにこりと微笑んでいやがります、おそらく策士というものは限界を顔に出さず美しく散るのかも知れません」
アズロ「(この作者恐い作者恐い……ガタガタ)」
ルーアン「うふふ、このルスラン様の勇姿をシェーナちゃんにも見せてあげたいわね(にこにこにっこり)」
エスタシオン「貴方のド根性……しかと見せて戴きましたよ、ルスランさん(手を合掌)」
ルスラン「………
………………にゃ…」
一同「…にゃ…?」
ルスラン「──ルカさま、ハッピー2周年にゃ☆ おめでとうございますにゃ! この猫さん変化は、ハッピー2周年を伝えたくても登場できなかった俺…カヤノスからのプレゼントにゃー♪ こっそりドス黒飲料と見た目真っ黒な猫さんカヤノス変化飲料をすり替えたにゃ☆
ではでは、本当に本当におめでとうにゃー♪ さらばだにゃー!」
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