【OK】
「あと何匹じゃ?」
「…ゼェゼェ…。…ええと…」
窓から外を見ながらルナが言う。
「何匹か……外へ出てしまったようですね………。私、探してきます!!」
「オ、オレもさがしてきます」
レッドが走りだそうとしたところで「おっと」と博士がレッドの服を掴む。
「逃げようとしても、そうはいかんぞコソドロめ!」
「博士! この人は
「ち、ちがう…! 勝手に部屋に入っちゃったこととポケモンを逃がしちまったことはあやまる…ります。でも、その前に戻さないと…」
博士は窓から夕陽を見ながら溜め息まじりに言う。
「ムリじゃよ…。今から始めると日が落ちてしまうじゃろ。ルナも」
「そんな! ダ
「ダメだよ、そんなの! と、とにかくオレ、さがしてきます」
そういって走って出ていくレッド。
【NG】
レッドが走りだそうとしたところで「おっと」と博士がレッドの服を掴む。
「逃げようとしても、そうはいかんぞコソドロめ!」
「博士! この人は
「ち、ちがう…! 勝手に部屋に入っちゃったこととポケモンを逃がしちまったことはあやまる…ります。でも、その前に戻さないと…」
博士は窓から夕陽を見ながら溜め息まじりに言う。
「ムリじゃよ…。今から始めると日が落ちてしまうじゃろ。ルナも」
「そんな! ダ
「ダメだよ、そんなの! と、とにかくオレ、さがしてきま
「どうして2回も私の言葉を遮るんですか……」
「え!?」
「レッド君は私が嫌いなんですね!」
「違うって! むしろ好きだ!」
「ちょっと。何どさくさに紛れて告ってんのよ。ルナはアタシのよ」
「何でお前のになってんだよ!」
「アタシとルナはこれから愛を育むのよ!!」
「お二人共、どうしたんですか……?」
(わしの存在って……)