第08話NG
 
【OK】


ルナが自身のドレス姿を気にしていると「あ、あれあれ」と指差す。あれって。

「あ、れ?」
「おまたせ、レッド!」
「ヒュ〜! 馬にも衣装とはこのことだぜ!」
「馬子にも…でしょ! それより私の友達が来たから仲良くしてね」
「友達? ……え」
『あ    っ!!』

ルナとレッドが顔を合わせたかと思えば互いに指を差す。

こんな偶然って、と思いながらルナは少し興奮しながらレッドの手を掴む。

「やはりレッド君でしたか!!」
「知り合い?」
「うん、一緒に旅をしたりしているの!」
「へ〜……」

カスミが意外そうな顔をする。

一方、レッドはルナがタメ口な事に驚いた。それ以前にこの二人が知り合いだなんて驚きだった。

性格が正反対過ぎて釣り合わなさそうだなんて思ってしまう。

「とりあえず、食事にしましょう」

ルナが笑顔で返事をする。

  が、大変なのはこの後だった。

「……ルナ、そのドレス、似合ってるし可愛いんだけどさ。なんか着慣れてないか?」
「え!?」
「そりゃあ、そうでしょ。だってルナは  
「わーわー!! そんな事ありません! ドレスなんて初めて着ました、スゴーイ!!」

突然わざとらしい声を出すルナに、真実を知っているカスミは訝しげに見つめる。


NG


ルナが自身のドレス姿を気にしていると「あ、あれあれ」と指差す。あれって。

「あ、れ?」
「おまたせ、レッド!」
「ヒュ〜! 馬にも衣装とはこのことだぜ!」
「馬子にも…でしょ! それより私の友達が来たから仲良くしてね」
「友達? ……え」
『あ    っ!!』

ルナとレッドが顔を合わせたかと思えば互いに指を差す。

こんな偶然って、と思いながらルナは少し興奮しながらレッドの手を掴む。

「やはりレッド君でしたか!!」
「知り合い?」
「うん、一緒に旅をしたりしているの!」
「へ〜……」

カスミが意外そうな顔をする。

一方、レッドはルナがタメ口な事に驚いた。それ以前にこの二人が知り合いだなんて驚きだった。

性格が正反対過ぎて釣り合わなさそうだなんて思ってしまう。

「とりあえず、食事にしましょう」

ルナが笑顔で返事をする。

  が、大変なのはこの後だった。

「……ルナ、そのドレス、似合ってるし可愛いし綺麗だしエロいし11歳とは思えないしマジ可愛いし嫁にしたいし襲いた」
「助けてカスミ! レッド君が狂った!」
「モノローグの意味がわかったわ……。よしよし、ルナは私の物だからね。誰にも渡さないからね」
「あれぇ? 意外な展開に私凄く吃驚です」
「なんだと!? いつカスミのもんになったんだよ!!」
「前世から」
「ニッコリと何言ってるの、カスミ!? キャラ崩壊が過ぎるよ!!」
「オ、オレなんか前世の前世からだぞ!!」
「なんでそこで張り合うんですか!? というか、グリーンさんはいつになったらカットって言うんですか!?」
「……お前が『君』付けでオレを呼ぶまで」
「え、意外と気にしてたんですか!?」
「……」
「そ、そんな見つめられても……」
「……」
「あ、ちょっとショボンってしちゃった……」


―強制終了―
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