if〜グリーン×ルナ


ルナはグリーンに置いていかれないよう、ヒヨコのようにてちてちと着いていっている。

ふと、グリーンの手を穴が空くほど見ている。

そんな自分に気付くと、ルナは慌てて視線をさ迷わせた。

しかし、やはりチラリとグリーンの年中ポケットに入っている手を見ては溜め息を吐いた。

そんなルナの目の前に大きな手が差し伸べられる。

キョトンとした顔で見つめていると、グリーンはそんなルナの手を引っ張った。

「ぁ……」

どうやら先程からルナがグリーンと手を繋ぎたがっていたのに、気付いていたらしい。

最初は何が起きたかわからなかった様子だったが、自分の手とグリーンの手が繋がれているのを見て、ほくそ笑んだ。



────

超健全カップルになりました。

ところで、カップルが一発変換ならない私のケータイは、恋人が居ない歴イコール歳の私を、嘲笑っているんでしょうか。

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