「改めて…はじめまして、ルナ、リナ。私はメイル!」 「はじめまして!私はルナです!」 「私はリナ」 「リナ、さっきはびっくりさせちゃってごめんなさいね」 「ほんとに心臓止まるかと思ったわ」 「やーん厳しい。ルナは迷子ちゃんだったのね」 「…迷子ちゃんじゃないです!」 「そうね、あなたはルナ!」 「メイルさん、あの…」 「なーに?」 「チルット、もう1回見せてもらえませんか?」 「もう1コボール持ってるのね」 「あらリナ目ざとい!もちろんOKよ。両方でてもらおうかしら。チルット、イーブイ、出ておいで!」 「…かわいいですね!」 「ありがとー!あのね、チュカちゃん…だっけ。あの子もみせてほしいな」 「ええもちろん!」 「ロコも出したら?お姉ちゃん」 「そうだね」 「ピカチュウとロコン…!かわいいわー!」 「ほらー!メイルたちも手伝いなさーい!」 「はいはーい!今行くよ、姉さん!」 「そうだ、メイルさんはブルーさんの妹なんですか?」 「え、あ〜。妹…っぽい感じ?」 「曖昧ね」 「少なくともルナとリナみたいな姉妹では…ないわ」 「…」 「でも私たちは仲良し…ルナとリナも含めてね!」 「あ…ありがとうございます!」 「ねえ、ブルーさん…怒ってる」 「ヤバッ!姉さんごめんなさーい!!」 「お姉ちゃん、どうかしたの?」 「…ううん、何も」 「あ…ひっくりかえしちゃった」 メイルの視線の先には手から落ちた皿が無残に割れていた。 「珍しいわね、メイルが失敗するなんて。何か考え事?」 「え?ううん。別に何もないわ」 「ルナが指示していないのに的確な電撃を繰り出していた…よね、あのピカチュウ。…ルナって不思議な子」 「チルットとか姉妹とか…不思議な人…メイルさん」 ミステリアス フレンド 不思議な出会い 不思議な友達 ーよろしくねー |