私が職員室に行くと、科学準備室にいるはずのグリーンがいた。 だが、私は敢えて彼を無視して担任のツツジ先生のところへ行った。 なまえ「ツツジ先生。今日の当番日誌です。」 ツツジ「なまえさん、日直お疲れ様。あなたが日直だと私の仕事も捗ります。」 なまえ「ありがとうございます。」 ツツジ「もう帰るのですか?」 なまえ「…はい、このまま家に直行して寝ます。」 私は力強く言って、グリーンをチラ見する。 グリーンは私の言葉が聞こえたのか、眉間に皺を寄せて私を睨む。 しかし、それもスルー。 ツツジ「眠いんですねι」 なまえ「はい、かなり。」 ツツジ「では、気を付けて帰ってくださいね。」 なまえ「はーい。ツツジ先生、さようなら。」 私は職員室を出て行った。 やべーやべー。 早く屋上に逃げよう。 鬼(グリーン)が追ってきそうだ。 ブルー「あ、なまえ!」 なまえ「ブルー先生…?」 屋上に向かって階段を上っていると、ブルー先生と鉢合わせた。 まずい。この人はグリーンとグルに違いない。 ブルー「あなた、グリーンに呼ばれてんじゃないの?こんなところで何してんのよ。」 なまえ「私が素直に行くとでも?」 ブルー「面白い子ね(笑)」 ブルー先生はクスッと笑う。 そんな姿もキレイだと感じてしまう。 なまえ「あの…ブルー先生!」 ブルー「なあに?」 なまえ「……何でも…ないです。」 ブルー「あら、そう?」 訊けない…。 グリーンと付き合ってるのか、なんて。 ブルー「何でも良いけど、呼ばれてんなら早く行った方がいいんじゃない?じゃあねー。」 ブルー先生はそのままどこかに行ってしまった。 私はシルバーを待たせているので、屋上に向かった。 ・ |