2022.06.18
一番最初に言うことじゃないんですが最後のエンディングのガラシャ様に傘を差し出すところの歌仙の心境が私以外の他の方にはどんなものに見えたのかが知りたい選手権をしたい。競うとかじゃなくて全員優勝ですが私は自分以外の解釈に殴られたいです。私に最大ダメージ与えられた方にダブハンの称号を与える感じのやつ。率直にガラシャ様に降りかかる血の雨から守ったのかなとか思ったんですが、無双の歌仙のガラシャ様に対する「一人の女性の正しい歴史を守っただけ」って言ってたな〜とも思って、ガラシャ様が途中で歌仙の傘から出ていくのを止めずに見ているのも見ると散り際を見定めてる歌仙ぽいなとか思ってました。
あと歌仙の話で言うと、後半の部分でカーテンコールで流れる男性オペラ調？のBGMと一緒に花道から中傷の歌仙が下から出てくるところあるじゃないですか。一人一人の見せ場の部分の。
あの時遡行軍をバッサバッサ切り倒していく中でどさくさに紛れて歌仙が正拳突きで太刀の遡行軍を殴り殺しててとてもMIYABIだなと思いました。おかしいな、斬り合ってるはずなのにボゴォ！って殴打的なSEがする。って思ったら刀を片手持ちで相手の刀を振り払って反対の手で殴って退場させてました。刀がなくとも遡行軍は筋肉で殺せるんや……！
ガラシャ様と忠興様の愛憎劇、科白劇より100倍くらい増し増しになってましたよね。
キャストが増えたせいかガラシャ様が本来心から望んでいたことと大友さん達が望んでいたことの剥離がすごいことになってて。周りの目論みがなければ秒で解決しそうなことだけど周りがどんどんヒートアップしちゃってどんどん夫婦のすれ違いがひどくなってて、挙句に細川夫婦がお似合いで大好きだったとか言っちゃいながら忠興様を殺しちゃう親友の右近さん、シンプルに怖すぎる。ツイッターで「細川夫婦強火オタク高山右近、解釈違いで公式凸したらサ終した」ってRT見て本当に声あげて笑っちゃった。
細川夫婦の表には見えない、周りには理解し難い本人達のみが知る関係性が右近さんには見えなかったし、最後まで知ることはなかったですよね。忠興様が死ぬところで少しその部分に触れたかもしれんけど。右近さんは綺伝における最大のしくじり先生でしたね。
細川夫婦の愛憎から名前が生まれた歌仙には右近さんには理解できなかったものが伝わっていてくれ。
地蔵は細川夫婦への理解っていうより無双の秀忠さんに強烈な共感を抱いた面影と同じような、ガラシャ様への共感の方が強かったんだろうな。元主の関連人物に共感しすぎると本能に抗う感じなんですかね？その限りではないと思うけど。
黒田官兵衛孝高ドンシメオンくんさん、科白劇とセリフ変わってんな〜って気持ちで聞いてたら「大義ではなく本能で戦うとは、審神者の傀儡ではないか。憐れだな」ってとんでもねえド直球火の玉ストレートが顔面に飛んできてびっくりして胃痙攣引き起こしたかと思った。それ刀剣男士じゃなくて審神者にも刺さっちまうよ。このためのアフターフォローの花丸劇場三部作だったのかって納得した。今こそ優しさが欲しい。刀ステには厳しさしかねえ。でも好き。
黒田さんとのやり取りで亀甲もだけど長義がこんな言葉を詰まらせることあるんかって結構な衝撃を受けたけど、科白劇よりもだいぶ苦しそうに答えてるのはあっちは記録になぞってるだけだからなんですかね。同じこと言ってても綺伝の方が言葉に血が通ってる感じがするな〜って思った。
「このクズ鉄が！！」って怒鳴り散らされてもそれに対して言い返さずにガン無視して自分の本能を主張して全うしてがひたすら辛くないですか？別に改変してる側の気持ちは理解してないわけじゃないと思うんだけど切り捨てるには刀剣男士が人間すぎるよ〜理解してるけどってちゃんと言葉にするのが天伝の国広で容赦なく切り捨てるのが長義なんだろうか。
綺伝は維伝に比べて言葉で刀剣男士に大ダメージ与えまくってますよね。
歌仙達が来る前に他の本丸の兼さん達がきて返り討ちにされてる描写があったけど、面子的に黒田さんが特効すぎるなあと思ってしまった。日本号はあまりわからないけど新撰組刀は大義の有無を問われるとかなり痛そう。というか単純に口喧嘩弱そう。本能だって頭ではわかってはいそうだけど言葉にするの苦手そうなイメージがどうしてもあるんですよね。なんて答えるんだろう。ただ精神力EXな活撃兼さんならいけそう。もうちょいライトなノリで突破できるやつはいねえのか！？大義かどうかは自分で決める！キャンメイクトーキョー！
科白劇の時もそうなんですが、古今の再現率高すぎてまじで生観劇した時言葉が出てこんかったんですよね。古今めちゃめちゃ好きなんで古今の羽織がひらひらする毎にダメージ食らってました。目の前に”いる”んだよな……流れるような殺陣がすごく古今だった。
個人的に聚楽第の変装がバレてない長義と絶対バレてると思ってる古今の会話シーンが好きです。遠回しな言い方が多くてあまり思ったことを口にしないけど、それでもそこだけは絶対に譲れんかったんだな古今。いつか古今の短い話を書きたい。
Oh CHOGI……お前本当に長義だよ。影のMVPは間違いなく長義だった。
慈伝で国広にボッコボコにされてたお前が躊躇なく影の国広をぶった斬ってて最高でしたね。偽物どころかこの紛い物がってブチギレながら強さ見せつけてくるじゃん。黒田さんの時から心底気に食わないというか覆りようがないほどの解釈違いって顔で睨んでるの双眼鏡で見たかった。まじで影の国広と長義のシーン、私は2階席だったんですが観劇最中に双眼鏡構える審神者の一矢乱れぬ動きすごかった。でもｱﾁﾁﾁな強火の国広の理解者になっててもう一回慈伝見よっかな……ってなりました。酒も飲めないってね。下戸長義とてもいいですね。いつか夢小説にしてやる。
回想で「鬼の妻には蛇が似合いでしょう」って言ってたじゃないですか。ガラシャ様が歌仙を「鬼」って言ったじゃないですか。歌仙がガラシャを切るのは「彼女が僕を鬼と言ったからだ」って歌仙が言ったじゃないですか。
話の畳み方が本当に大好きなんですよね。誰でもなく歌仙じゃないといけない理由が、頭で考えて至ったんじゃなくて本能で察知した感じのガラシャ様の口から「鬼が来る」って出るのが本当に好きです。
義伝の「歌仙兼定、自慢の刀じゃ！」が改変された歴史であっても忠興様からまた聞けてわああ〜！！😭ってなったのに最後〜〜！！！！！！
歌仙極出てくると思ってなかったから生観劇した時「！？！？？！？！」ってなりすぎて全然覚えてないんですよね。めっちゃ綺麗だったことしか覚えてない。私の隣の席の方が猛烈な歌仙推しの方だったのでエンディングで必死で声を殺して泣いてたからよかったねって気持ちが上回って自分の混乱が収まりましたが配信で改めて見てバチボコに泣いてました。誰か手を握って……マウス壊れちゃう……
綺伝で得られる栄養があるけど、水分摂らないとダメですね。
書き漏らしが絶対にあるけどとりあえずこんな感じです。あとで思い出したら書き足すかも。ありがとう刀剣乱舞。