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ソファに座り、自分の足の間に床に座る名前を納めてジャンプを読むのは至福の時間だ。名前の髪から香る匂いも好きだ。名前の身体からもいい匂いがしてムラム……



「グフッ!!」

「なんか良からぬこと考えたでしょ、今」



わかるんだからねーとポチポチと携帯でゲームをする名前。さすが、長年の付き合いというかなんというか。



「だからって肘鉄はないでしょ名前ちゃん」

「ピンポイントで鳩尾入ったから気持ちよかったー」


ぐるんと顔をこちらに向けてニヘヘと笑う。コノヤロー。可愛いじゃねぇか。
鳩尾を抑えながら、どうもこの笑顔には弱いなァと自身もニヤける。


「ねー銀ちゃん。まだジャンプ読むの?」

「あーまだ読み終わってないんだけどな。どっか行くか?」

「神楽ちゃんに晩御飯のリクエストされたからそろそろ買い物に行きたいなーって」

「ったく、神楽なにしてくれてんだよ」

「新八君も食べに来るみたいだし、買い物行こ?」

「しゃーねーなァ……俺のリクエストも応えてくれよ」

「えー、どうしようかな」


クスクス笑う名前。やっぱりすげぇ可愛い。襲うぞコノヤロー。



「ほら、いこいこ。あ、でも途中でパフェでも食べに行かない?」

「パフェより名前ちゃん食べたいわ」

「っ!!」


見る見る顔が赤くなっていく名前に今度は俺がクスクスと笑う番だ。


「そんな赤くなられると、我慢できなくなるわ」


ジャンプを放り投げて名前を抱きしめてキスの嵐。パフェより甘い時間のはじまり。






180422


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ランキングにまた参加させて頂いたのでリハビリに銀夢。甘い…。







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