DOCUMENTARY | ナノ



2017 0423 Sun

何の話かっていうと、こないだグルッペンさんが執筆されていたブロマガで自分たちのことを「動画内で生まれたキャラクター」に声を当てている「声優」に過ぎないと表現していた話。この思考に至ったことが本当にすごいよなあ。自分たちは裏方として表立つわけではない、って言っちゃったの。的確で適切で、いいなあって。
だからこそ、鬱先生が議題として呈していた「キャラクターを排斥してトーク力を向上させる」という思考になるのも分かるな。わたしは身内ネタも好きだけれど、鬱先生は今上がっているtrpgをさらに精度の高いものにしたいんだろうな。自分たちのキャラクターではなく、新たにキャラクターを創造してそれを操作する。でも中の人は同一なわけだから、キャラクターがキャラクターを操作するっていう割と高次な遊びをすることになるんじゃないかな。そうしないと身内ネタ、言わば中の人ネタを排斥できないわけだし。それは見てみたいなあ、面白そう。
うんんん?いや、普通のtrpgはプレイヤー→キャラクターだけれど、彼らのtrpgは中の人→プレイヤー→キャラクターの三層構成にならないか?と思ったけれど、そうはならないのかな?中の人→新しいキャラクターにするのか?それはそれで愉快だけれど、期待したいのはいま出来上がっているキャラクターの上から新しいキャラクターを演じてほしいことかもしれない。自分のキャラクターであればどのようなキャラクターを作るか、そしてどう操作していくか……彼らの場合いまのキャラクターと中の人が密接だからさして苦労はないのだろうけれど、その一手間の有無って結構大事じゃないかな。勝手に思っているだけなので大目に見てくれ。

そんな感じのことを思いつつ、彼らの活動を非常に楽しみにしています。陰ながら応援することしかできない小心者ですが、皆々様もご興味あればぜひご検索を〜〜。

あす、さびしい心臓とともにいきます