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「#エロ」のBL小説を読む
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- ナノ -
01
──ピピピ



「38.7℃、今日は学校休みね。おとなしく、寝てなさい」



「はーい…」



朝起きたら体がダルく、体温計で熱を計ったら案の定熱があった楓は今日1日、母親に寝てるように言われた



「お母さん会社、なるべく早く終わらせて帰ってくるから」



楓の母親はそう言うと、会社に出勤して行った



「風邪ひいたの久々…とりあえず、寝よう…」



まぶたを閉じればふっと眠気が襲い、楓は眠りについた




──それから数時間後




「んっ…」



楓はうっすら目をあけた



(…あれ?なんか、キッシュの幻が見える…)



楓は熱で頭がおかしくなったのかと思ったが、それは違かった



「あっ、起きた?風邪大丈夫ー?」



「な、なんでここにっ…」


楓はキッシュを警戒し距離を取ろうとするが、体がダルくて思うように動けなかった



「楓が風邪だと聞いて来ちゃった♪」



「一体、誰から聞いたのよ…どうせ、また…たまたま通りがかったとか言うんでしょう?」



「ピーンポーン正解!にしても、本当大丈夫?顔真っ赤かだね」



キッシュは楓のおでこに手を当てた



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