×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -
03

「……楓、……楓………」


「………んっ?」


楓が目をさますと、目の前には周助の顔があった


「楓大丈夫?僕が戻ってきたら、倒れてたから…」


「…え?」


(あたし、さっきまで五人の女の子と一緒に居たはずなのに…)


「あたし、ベンチに倒れてた?」


「うん、なんか顔青ざめてたよ。大丈夫?」


楓は周助の言っていることと、自分がさっきまで居た場所が違く疑問に感じた


「軽い貧血じゃないかな。今日はもう帰ろうか。」


「うん、そうだね…」


(夢でも見ていたのかな?)


楓は不思議に思いながらも、だるい体を支えながら家に帰った


(…やっぱり、ただの貧血だったのかな?)



これから彼女たち6人が
世界の未来を背負って生きていくことになるなんて、まだ誰も知らない…


*prevnext
TOP