「さて、教室に戻って説明するのも大変だし…探しに行こう。お弁当食べかけだけど…」
楓はまずは校庭に向かった
「見渡す限り、いない…となると体育館の方かな?それとも部室棟の方とか?」
楓がどっちに行くかで悩んでいると突如悲鳴が聞こえてきた
「まさか、キメラアニマ!?暴れられる前にとっとと倒さないと!」
悲鳴が聞こえた方に走ると2人の女の子が巨大なカラスに襲われていた
(誰もいないよね!?)
楓はあたりを見回し、建物の影で変身した
「ミュウミュウカエデメタモルフォーゼ!」
───パアアアァ
楓は変身すると女の子とカラスの間に立った
「こら、あなたたち!その子たちから離れなさい!リボーンホイップポップシャワー!」
楓の技をくらったカラスは元通りになったが、キメラアニマに寄生されたカラスは一羽だけではなかった
「あと三羽!」
楓はあっというまに二羽を倒し、残りは一羽だけだ
「カァカァ!」
カラスは高く飛び、屋上の方へと逃げた
「あっ、飛んで逃げるなんてずるい!」
カラスは高々と飛び、屋上の方に向かっていた
「こうなったら…!」
楓は助走をつけて飛び上がった
「ほっぷ、すてっぷ、じゃーんぷ!」
楓は軽々と跳び屋上に着地した
「逃げるのはそこまでだよ!リボーンホイップポップシャワー!」
───ドン!!!
「任務完了!」
楓はキメラアニマを無事に倒したので、変身をとこうと思ったら背後に何者かの気配を感じた
「誰!?」
「この間はどーも♪」
「あなたはっ!」
楓が振り向くとそこには動物園で見た男がいた