──その頃のいちごは
キッシュという謎の男に襲われていた
「なんだよ、この程度なの?ガッカリだな…もうあきちゃった。さっさと死んでくれる?」
その言葉にいちごは恐怖した
「せっかく、かわいいおもちゃを見つけたと思ったのになあ…僕はどーでもいいんだけど、君を生かしておくとあとで怒られちゃうからさ…」
キッシュがいちごに止めを刺そうとしたとき、いちごとキッシュの間を何かが通り抜けた
「リボーンミントエコー!」
キッシュは反射的に後ろに跳んだ
「なんだ?…あれ?まだ、いたんだ」
「みんと、れたす、楓!」
「いちご、大丈夫!?」
「仕事サボってなにしてますのいちご!」
いちごは助かったと安心していた
「でも、どうしてここに?」
「白金さんに不忍動物園に行けって言われて、バイトを抜けてきたんだよ!」
「ま、わたくしはいちごのデート現場に来る気はなかったのですけど…さぁ、変身ですわよ」
いちごは頷くとミュウミュウに変身した
「四人めでたくそろったところで…」
「お礼にたっぷりご奉仕するにゃん!」
(ご、ご奉仕?)
楓ははじめて聞くいちごの決め台詞に首を傾げながらも戦闘に集中する
「「「「リボーン」」」」
「ミントエコー!」
「レタスラッシュ!」
「ストロベリーチェーック!」
「ホイップポップシャワー!」
──ドン