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「おはよさん、桜崎。足の具合はどうじゃ？」


「おはよう、仁王君。うん、足はもう腫れてないし大丈夫だよ」


「なら、よかったぜよ」


「仁王君こそ…あ、頭大丈夫？」


「あぁ、なんともないぜよ。」


楓は仁王と短く言葉をかわすと席についた


「ちょっと、楓！あんたいつの間に仁王君と仲良くなったの？」


「この前までぜんぜん話なんかしなかったのにね…」


「なんていうか昨日ちょっと、いろいろあって…」


「「…昨日？」」


楓は昨日の出来事を２人に話た

もちろん、ミュウミュウになったことは話すわけもないが…とは言い、話ても信じてもらえるかどうか疑問だが


「あの2年のワカメ君、まだ諦めてなかったのかよ！」


「災難だったわね。」


「それよりさ！テニス部全員と知り合ったってことはもちろん柳生君と話したってことよね！？楓ばっかりずるい！」


そのあとずっと亜沙美は自分も柳生君と知り合いになりたいと騒いでいたのは言うまでもない…