ミルクを足して事なきを得る

慌ただしい……とまではいかぬものの、なんとなくすわりが悪い日々の中でも気分をよくするために生活習慣の改善を行なっています。

そのうちのひとつが朝の読書。

学生さんのほうが馴染みがあるかもしれませんが、大人こそこういう時間を持つべきかと思い、寝起きで白湯を片手に文庫本に目を通しています。

お菓子の成分表示にまで目を奪われがちな活字中毒者にとってSNSやニュースアプリは手軽に活字を摂取出来て非常に便利。しかし、必要のない情報まで流し読みしてしまうと逆にストレスになる……との噂を聞きつけたので、起床後の30分ほどは電子端末には触れずに紙の本に手を伸ばすことにしました。

ただ、ハードカバーを一気読みする時間もないので少しずつ短いお話をつまんでいます。手始めに王道・芥川龍之介。短編も多く、朝に読むのにはちょうどいい長さです。

もうしばらくすれば文庫本がひとつ読み終わってしまうのですが、次の本はどうしようかと悩み中。また芥川にしようか、それとも川端か……昔は好きでよく読んでいたサリンジャーを読み直すのもいいかもしれません。

ここ数年しばらくまともに読書の時間をとれていなかったこともあって、こうしてちょっとずつ読み進める時間に贅沢を感じますね。

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