85、海賊歓迎の町


天をかける群青。ミルクをこぼしたような真っ白な雲は、気持ち良さそうに空を揺蕩っている。海鳥の鳴く声がどこからか聞こえてきて、暖かな春の陽光に包まれたメリー号はちゃぷちゃぷと腹で波を叩いて、ゆるりと大海原を走っている。
 
そのメリー号の船内はさっきの予測不可能な酷い時化に困憊し、全員がぐったりと身体を甲板に預けていた。その時、昨日の夕方からずうっと寝通しだったゾロが、ようやく目を覚ましたのだ。呻きながら伸びをして、凝り固まった身体をほぐしていく。何度か大あくびをすると、痛む身体をそっと伸ばした。
 
「ん〜〜〜くはっ…あーーー…寝た」
 
座ったまま寝過ぎてバキバキに痛む身体にストレッチをかけ、立ち上がるとふと異変に気づく。いつもの騒がしい声もなく、シーンと静まり返っている船内。何かあったのか、と双眸を滑らせてみると、うつ伏せになって伸びている五人のクルーの姿が映って眉根を寄せた。
 
「おいおい…いくら天気がいいからって全員ダラけすぎだぜ。ちゃんと進路は取れてんだろうな?」
「「「(お前……ッ、)」」」
 
訝しむように、クルーを流し見ていくゾロの咎めにナミとウソップとサンジも心の中で苛立ちを吐いた。声にしたい気持ちは山々なのだが、そこまで体力が回復していないのだ。
アリエラもむっとはしているみたいで、眉根がつり上がっている。
 
そこで、ゾロは二つほど気配が多いことに気がついた。ふっと瞳を滑らせると、船首側で伸びているMr.9とミス・ウェンズデーに気がついて、ん?と片眉を持ち上げた。
 
「……何でお前らがこの船に?」
 
もう一晩を明かしたというのに。本当にぐっすりだったらしいゾロに、二人は胸の内で「遅っ、」とこぼした。
 
「今、そいつらの町へ向かってんだ。ウイスキーピークっつーとこだ」
「まさか送ってやってんのか? 何の義理もあるわけでもなしに」
「うん、ねェよ」
 
ルフィはほぼ遊んでいたためか、ピンピンしているようで船首甲板の手すりに腰を下ろして足をぶらぶらさせている。船長の決めたことが絶対な海賊世界。ゾロはルフィの言い分にそれ以上追求しないで、「ふうん、ま別にいいけどよ」と二人の前にしゃがみ込んだ。
ビクッとした二人は、伸ばしていた身体を起こして正座をする。
 
「おーおー…、悪ィこと考えてる顔だ。名前何つったかな、お前ら」
「み、Mr.9と申します…」
「ミス・ウェンズデーよ…」
 
思わず引き攣ってしまう。そのくらい、剣士の鋭い眼光と背負っている気迫は畏怖を与えるのだ。
 
「そう。どうもその名をはじめて聞いた時から引っかかってんだ、おれは…」
「「…ッ!!」」
「どっかで聞いたことあるような…ないような…。ま、いずれにしろ──ッ!!」
 
元々の強面のために、ニヤリと口角を持ち上げるとより背中がゾクリと震えてしまう。おまけに、この剣士は何かを勘づいているようだ。ごくりと唾を飲み込んだ時、ゾロは思いっきり後頭部を殴られて甲板に顔を強打し、言葉はぷつんと途絶えた。
 
「あんた……今までよくものんびり寝てたわね…。起こしても起こしてもぐうぐうと…!!」
「ああ!?」
 
オレンジ色のオーラを纏うナミの声が背後から伸びて、ゾロはわけも分からず殴られたことに対して苛立ちを抱きながら重低音をこぼす。彼にも緑色のオーラが放たれているが、それはあっという間にオレンジに侵食されてしまった。
ものすごい音を何度も響かせて、ゾロは頭に数個のたんこぶを作った。何をしたのか、あまり理解をしていないようだがあまりの痛さに頭を押さえて悶絶している。
アリエラもむくりと身体を起こして「痛そう…」とつぶやくが、今回ばかりはゾロが悪い。声はかけなかった。
 
「気を抜かないで、みんな! まだまだ何が起こるか分からない! 今やっとこの海の怖さが認識できた!! “偉大なる航路”と呼ばれる理由が理解できた! この私の航海術が一切通用しないんだから! 間違いないわッ!」
 
ゾロを殴ってスッキリしたナミは、その拳を胸の前で掲げて確言した。
きょとんと目を丸めてナミを見上げるクルーだが、アリエラだけは青に煌めきを散りばめさせてさっと立ち上がった。
 
「わあ、ナミのそういうところ大好きよ!」
「ンなきっぱりと……大丈夫かよ?」
「大丈夫よ。それでもきっと何とかなる」
「一生ついていくわ、ナミ
「あらそう?」
「あああああ〜〜ッ! もうかんっわいいなあ〜
 
ぎゅううっと抱きつくアリエラにナミも嬉しそうに微笑んでいる。大好きな美女二人のその様子に、サンジは元気をもらったみたいですくっと立ち上がってたっぷりしたハートを飛ばしている。
むぎゅっとしたアリエラの柔を受けながら、チラリと視線を上げたゾロに「ふふん」と笑ってみせると、彼はわずかに瞳を丸めてフイっと逸らした。
 
「その証拠にほら…一本目の航海が終わった!」
 
長い指がスッと前をさす。航海士につられてクルーは顔を持ち上げた。
瞳を向けた前方には、緑色の球体があちこちに並んでいる島の陰がうかがえる。
 
「うお〜〜!」
「おおっ!」
「わあ〜ッ!」
 
あれが、偉大なる航路でのはじめての島…。何とか辿り着けたその陸地に、クルーは自然と感嘆を洩らしていた。だが、ほぼ寝ていたゾロは東の海の頃と変わらない様子にぽかんとしている。
ゆっくりと波をかいて進むメリー号は、無事に船員を運ぶことができそうで心なしか微笑んでいるようにも見える。
あの島を。初めの島を早く確かめたくてクルーは全員船首甲板に移動した。
 
「ここがウイスキーピークか?」
「そうみたいね」
「しっかし妙ちくりんな島だな」
 
巨大な、山のような球体が四つ前後に並び、その下にも様々な大きさのそれらがぽつぽつ並んでいるその島は、まるで一つの森のようにも見える。変な形の島に、サンジは煙草を燻らせて不可解そうにぽつりと呟いた。
 
「でっかいサボテンだぜ!」
「どういう原理なのかしら?」
 
ルフィのいう通り、よく目を凝らして見ればその球体は木でも山でもなくサボテンのようで、無数に生えている棘も傾きはじめた太陽に照らされ鋭く光っていた。
あんな大きなサボテンははじめてみた。アリエラは口元に指を乗せて、う〜ん?と首を捻ってみるが納得のいく答えには辿り着けない。
 
みんなが島に注目を向けている間、準備を整えた二人組は船首甲板の欄干にそっと立った。
 
「それでは、我らはこの辺で」
「送ってくれてありがとう。ハニーたち」
「縁があったらまた会おう!」
「「バイバイベイベー!!」
 
そう言い残し、二人組は偉大なる航路の海にものともせずに飛び込んでしまった。まだまだ距離はあるというのに、泳いで渡るつもりだ。また突然時化に見舞われないかと不安が残っていたのだが、二人の遊泳を見るにそれはどうやら杞憂に終わりそうで、ナミはスッキリした面持ちで島に目を向けた。
 
「行っちゃった」
「一体何だったんだ? あいつらは」
「さあ…?」
「放っとけ! 上陸準備だーーッ!!」
 
訝しんで泳ぐ姿を見つめるナミとウソップとアリエラの声を振り払い、ルフィはクルーに向かって号令を投げた。はじめての島に、その表情と声は踊っている。
 
 
少しメリー号を走らせると、いよいよ島が寸前に近づいてきた。
うっすらと霧が漂っているために、全貌は分からないがあの山のようなサボテンだけは肉眼ではっきりとうかがえる。
 
「正面に川があるわ! 船で内部へ行けそうよ」
「どんな島なのかしら?」
「バケ…バケモノとかいるんじゃねェのか? おい…っ」
「可能性はいくらでもある。ここは“グランドライン”だ」
 
ぶるりと震えるウソップに、サンジは淡々と紫煙を燻らせる。灰色は、やがて霧に溶けてゆく。
サンジの一言にウソップが小さな悲鳴をあげると、ルフィはご機嫌ににしし、と笑った。
 
「バケモノに会ったら島から出て行きゃいいじゃん」
「あ、待って! もし会ったらスケッチを取る時間はちょうだいね」
「…バケモノまで描くのかよ、お前…」
「だって、私はこの世界を描くために冒険に出ているんだもの」
 
きゅるんとした顔で挙手するアリエラに、ゾロは呆れ目を流している。その野望はいいものだけど。
 
「ちょっと待った! 私たちはこの島に滞在しなきゃならない時間があるってことを忘れないように」
 
みんなが退散について盛り上がりはじめたので、ナミはやれやれとため息を吐いてクルーに待ったをかけた。彼れは会話を止め、きょとんと目を丸めて航海士を見上げている。
 
「なんで?」
「このログポースにこの島の磁気を記録しなきゃ次の島に進みようがないのよ。それぞれの島でログポースの貯まる速さが違うから、数時間でいい島もあれば、数日かかる島もあるのよ?」
「あ、そう言えばクロッカスさんがそんなことをおっしゃっていたわ……まだイーストブルーの常識が抜けていないわね」
「じゃあ何か!? そこが今すぐにでも逃げ出してェバケモノ島でも、そのログが貯まるまでは何日も居続けなきゃならねェってことか!?」
「そういうこと」
「げええ…ッうそだろお!?」
「ま、そしたらそん時考えりゃいいさ。早く行こう!
「ルフィの言う通りだ。行こうぜ、考えるだけ無駄だろ」
「何があってもナミさんとアリエラちゃんはおれが守るぜ!」
「スケッチブックの準備もバッチリよ〜!」
「お、おい! 待てみんな聞いてくれ…! 急に持病が……島に入ってはいけない病が…ッ!」
「じゃあ、入るけどいい?」
「いや! だから…!」
 
すっかりその気なクルーと航海士に、ウソップの不安はますます高まっていく。みんなはじめての島に心を躍らせているのか、全貌が全く把握できていない島への上陸に対する恐怖心は誰からも見て取れない。
 
「いい? みんな。逃げる用意と戦う準備を忘れないで」
「ええ! 忘れないわ!」
 
白薔薇の鞭を抜くのではなく、その隣に収めているペンを取り出して、スケッチブックを開き瞳に煌めきを宿すアリエラに今度は全員が呆れている。その瞳に気が付いたのか「もしピンチになったらちゃんと戦うわよー」とほっぺたを膨らませた。
 
「あ、いや…だからさ、あっ、あのおれの持病が……ねえ、聞いてないね」
 
ウソップの言葉は誰もが無視である。
彼の恐怖と不安をよそに、彼の愛している船は船長と航海士に従い、真っ直ぐ島の内部へと船足を進めていくのだった。
 
 
 
どんどん濃くなっていく霧の中、メリー号は恐ることなく勇敢に前進していく。
 
「一体何が飛び出してくるか……」
「た、頼むよォ〜…ッ」
「にひひっ!」
 
サンジの影に身を潜めてぶるぶる震えているウソップを除いて、クルーは全員武器を手にしてごくりと息をのみ、眼光を尖らせて島を刮目している。濃霧に溶けた輪郭はぼやけて朧げだが、ふっと動いた影をルフィが見た。
 
「あっ、なんか動いてっぞ!」
 
もう一度目を擦ってしっかり凝視すると、やはり影は動きを見せた。今度はサンジとアリエラも捉えていて、あ、と声をこぼした。
 
「人か? 人がいるぜ」
「本当…それも結構な数じゃないかしら…?」
「みんな。しっかり注意しててよ」
 
ナミのしっかりした声がメリー号を包み込む。いつもは、ウソップ側のナミなのだが今回ばかりは真剣な表情で武器を握りしめている。それを見ると、ウソップも何だか居た堪れなくなった。だってどう足掻いても船はこの島の岸にたどり着く運命だし、あの人のような影ももうこちらに気がついている。あああ〜っ、と声帯を振るわせて、グッと息を呑んだ。
 
「もうこうなりゃ腹括った!! バケモノでも何でも出てこいってんだぁあ!!」
 
懐からパチンコを取り出して、濡れている手のひらで握りしめる。岸に近づくにつれて、濃霧も徐々に晴れていく。それに合わせてクルーの武器を持つ手、構えに力が入り、空気の端までぴしりとした鋭い緊張感を這わせていたのだが、ややあって耳に届いたのはバケモノの咆哮でも、荒くれ者の雄叫びでもなく、人々の歓声だった。
 
え? と双眸を丸めるクルーは、思わず力を緩めてしまった。想像の中にはなかった歓声が鼓膜を揺らしたのだから。それを理解する前に濃霧は晴れて、視界は良好となった。海岸に目を向けてみると、老若男女たくさんの町の人々が集まって手を振り、海賊に笑顔を向けていた。
 
「「グランドラインへようこそ〜〜っ!!」」
「「ようこそ! 我が町へ!」」
「「歓迎の町“ウイスキーピーク”へ!」」
 
あまりにもあり得ない景色だ。民間のヒーローである海軍たちならまだしも、こちらは平和を脅かす象徴である海賊なのだ。それを歓迎するなんて…偉大なる航路はこんな常軌を逸した島があるのか。クルーは全員きょとんと呆然してしまった。
 
「ば、ば…バケモノどころか歓迎してるぞ!?」
「まあ、」
「うはははっ!」
「どうなってんだ?」
 
募るのは疑問ばかり。サンジが不可解そうに船端から覗き込むと、「海賊さ〜ん! いらっしゃい!」「海の英雄にかんぱ〜い!」と甘い声をあげて旗を振る美女たちが映って、サンジの空色の瞳は一瞬で不審を甘美に映し変えてしまった。
 
「うおお! かわい子ちゃんもいっぱいだ
「やっぱ海賊ってのはみんなのヒーローなんじゃねェのか?」
 
この様子にさっきの恐怖はすっかり消え失せたみたいで、投げキスをしながらウソップは歓声に喜びを融かしている。その隣でルフィも「お〜い!」と手を降っているし、アリエラもわっと手を叩いている。
拍手喝采を浴びながらメリー号は船をつけ、クルーは全員島へと降り立った。
 
「いらっ…ガッ、ゴホン! マーマーマーマ〜〜〜♪ いらっしゃい、我が名はイガラッポイ。ウイスキーピークの町長を務めております」
「おう、おれルフィ! おっさん、髪巻きすぎだな!」
 
イガラッポイと名乗った人物は、綺麗なスーツを身に纏っていて、ルフィの指摘通り、クリーム色の髪の毛をこれでもかというほどに巻いている。左右に計六本作っている大きな横ロールは、まるで音楽家のようだ。
 
「ここは酒造りと音楽の盛んな町“ウイスキーピーク”。もてなしは我が町の誇りなのです。自慢の酒なら海のようにございます。あなた方のこれまでの冒険を肴に、宴の席を設けさせていただきまぜ…ゴホンッ。マーマーマ〜〜♪ 頂けませんか…!」
「「喜んでえ〜〜っ!!」」
 
腕を組み、声を揃えるルフィとウソップとサンジ。三人とも宴に主役に美女にすっかり魅了されたのだろう。嬉しそうに表情を蕩けさせてスキップしている。
一方、ゾロとナミとアリエラはまだ疑い深いところがあり、三人のはしゃぎように呆れていた。ナミは「三バカ…」とため息をついている。
 
「ねえ、ところでこの島のログはどのくらいで貯まるの?」
 
腕につけている、まだ慣れない記録指針をイガラッポイに見せると、彼はにこりと優しい笑みを作って彼女の背中にそっと腕を回した。
 
「そんな堅苦しい話はさておき、旅の疲れを癒してください」
「えっ?」
「さあ、みんな! 宴の準備を冒険者たちに! もてなしの歌を!」
「「おおおーーッ!!」」
 
町長の言葉に、町の人々から盛大で陽気な返事が返ってくる。数多の町の人に誘導され、三人はキャッキャと騒ぎながら町の中へと入っていく。ナミもイガラッポイに導かれるままだ。
残されたゾロとアリエラは町の熱気に呆気に取られながら立ったままでいる。と、二人の存在、アリエラの光に気がついた人々は彼女の手を取ってにっこりと微笑んだ。
 
「ああ…っなんって美しい姫君…!」
「わああ〜! ほんっと綺麗な子〜
「僕たちが案内してあげるよ、さあ行こう!」
「え、あの…」
 
さあ、と腕を引く数人の男性。彼女に触れたいのだろう。言い合いをしている連中も前後左右に見受けられる。中には、サンジのように目をハートにしている者もいるし、くらりとしている者もいる。困ったように微笑むアリエラと、その連中が気に入らなく。ゾロはむすっとしたまま、強引にアリエラの細い腕を彼らから奪い返した。
 
「きゃっ、あ…、」
「こいつに触んじゃねェ」
「ゾロくん…」
 
ぎろりとした双眸を向けられて、周りにいた男女はひっと身を縮こまらせた。なんて強く鋭い瞳をしているのだろうか。その低音も相まった迫力に、一同はスッと道を開けて冷や汗を浮かべた笑顔を貼り付けた。「どうぞ〜〜」と行先を示す腕が微かに震えている。
 
「…ふふっ、怖いお顔」
「…うっせェ。おめェが無防備にボケっと立ってたからだろうが」
「ええ、ごめんなさい」
 
大きな手に腕は取られたまま。あったかくて、分厚くて、剣を握る男の手のひらに胸がキュンと高鳴った。ふっと顔を見上げてみると、アリエラに目の色を変える彼らに対してむっすり面白くなさそうな顔をしている。そこに、何故だか温かくて甘酸っぱい変な気持ちを抱いた。
ここ最近、何度目か分からないほどに感じたこと。ああ、このお方は本当に私に恋をしていらっしゃるのね…。とまた懲りもせずに思ってしまったのだ。
 
「……ゾロ」
「あ?」
「ありがとう」
「…おう」
 
にっこりと微笑んでみるとゾロは少し瞳を見開かせて、でもすぐにすいっと目を逸らした。照れくさいのか、それともまた恋を鳴らしてしまったのか。アリエラもどうしてか分からないけれど、彼のその仕草と握られた腕に、泣いてしまいそうなほどに幸せな気持ちを胸に抱きながらそっと前を見上げた。
 
わいわい騒いでいるルフィたちが瞳に映った。だけど、その景色はどこか遠く感じて、周りの笑い声や愉悦は甘い熱と自分の心音に弾かれて、ずっとずっと遠くで鳴り響いているようだった。
 
 
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