サイブレ終了
2015/10/01 10:40

キャラ語りを始めるとワートリ感想10本分くらいの文量になりそうなので割愛
『キッドが関わる要素・エピソードに関してはサイブレ本編だけじゃ絶対理解できないから』と言われているのでその辺も割愛

オダちゃん除けば、救われなくてええわという奴は救われず主人公だけは"一応"覚醒し更なる地獄へ踏み出していくという、大変王道かつ尻のすわりの良いエンドだったと思います。
次作があると仮定すれば満足でした。
次作がない儘日本が終わった場合は脳内全面抗争勃発モンですが……

未だDLC未プレイ状態なので飽くまで本編の感想ですが、兎に角説明が足りない。
STEM周りなんかの所謂『謎でないと話が成り立たない』部分は良いとしても、セバスチャンの過去やセバスとジョセフの友情(という言い方だと少し違うかも知れない)といった『そこが実感できないと入り込めない』部分までもが説明不足なのはどうなんだ。
謎のシステム、謎の組織、常識的でない町並み、という世界観の物語の場合、プレイヤーとゲーム世界を繋ぐ最初のケーブルは『登場人物』です。
登場人物に対して人間的な理解なり感情の動きなりを覚えないと、登場人物は常識的でない世界を構築する1ピースでしかなく、プレイヤーとゲーム世界を隔てるモニターの向こう側の存在になってしまいます。
モニターの此方側にいるプレイヤーが生きた感動や衝撃を受け取れないと、キャラクターはモニター世界とリアル世界を繋ぐ足掛かりにはなれない。
このゲームはそういう足掛かり作りに失敗していると思うんです。
セバスチャンの過去も、ジョセフとセバスとキッドの繋がりも、ルヴィクの苦悩も、テキストでダーーーーッと流れるだけで当人たちの感情や背景・情景を全く伴っていないので、プレイヤーに『現実的な感情の動き』をもたらせない。
モニター世界の1ピースでしかなく、こちらとあちらを繋ぐケーブルになっていない。
だから全チャプタークリアしても感動しない。
心が動かない。
(ストーリー全体が本編で全て明かされる系の作品なら別ですがサイブレはそうじゃないので)作品制覇の快感もない。
情報量が足りなさすぎて、大まかな理解は出来ても満足感が全方位どこにもない。
これは……うーん……
世界観は好きなんです。設定も面白い。
最終的な感想はDLCで何処まで補完されるかによって変わると思います。
今の時点だと、勿体ぶってそれらしいキーワードだけポロっとこぼして飛び去った悪の幹部見てるみたいな気持ちしか残らない。

DLCは今月下旬辺りを目安にプレイして行きたいです。


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