あの夏の事
今でも良く覚えてる
背中を押してくれた
何気ないメールも
進む勇気をくれた
ぶっきらぼうな言葉も
とてもとても嬉しくて
ただそれだけで幸せで
だから気付かなかったんだ
胸の奥にあった焦げる様な想いとか
締め付けられる様な傷みとか
その正体がなんなのかなんて
気付かなかった
あの日の花火は
確かに小さな光だったけれど
君がくれた笑顔は
その何倍も大きく輝いていたんだよ
夏の始まり
恋の始まり
きっかけは、君の笑顔
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