そして、振り出しに戻る
空太「それじゃあ、元気でね。早く飼ってくれる人が見付かると良いね。」
紅麗「此方でも里親探しはさせて頂きますので。」
友人「済みません、ありがとうございます。霧沢もさんきゅな。」
空太「良いって良いって。」
友人「よーし、おいで。……あれ?」
猫s『にぁー』(空太にしがみつく)
空太「あ、駄目駄目、爪剥がれそう。」
友人「えー、困ったなぁ…。」
空太「あ、K1なら紅麗さんが呼べば離れるかも。」
友人(け、K1…?)
紅麗「あぁ、分かった。」
友人(通じてる!?)
紅麗「ほら、此方に来い。」
K1『なぁー』(爪立ててる)
空太「ほら、君を拾ってくれた紅麗さんだよ。」
K1『な゛ぁ〜〜っ!』(超嫌がり)
空太「えぇ?もう、どうしたの?」
友人「こりゃ離れそうにないな…。」
紅麗「……」(密かに凹)
烈火「そういや空兄、昔からやたら動物に好かれてたよなー。」
友人「へぇー。お前、フェロモンでも出てんじゃねぇの?(笑)」
空太「えー…困ったな………紅麗さん、どうしましょう?」
紅麗「……貴様、良い気になるなよ。」(殺気)
空太「え゛?」
烈薫風(((またか…。)))
わずか50分の蜜月だった。
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