焼きもち兄様

ガシャン!

烈火「あ゛ーっ!何やってんだよ!!」

紅麗「悪いな、手が滑った。」

烈火「全然悪いと思ってねぇだろ!あぁぁぁ俺のマグカップ……取っ手とれちまってるし……最悪だ…。」

紅麗「……そんなに気に入っていたのか……済まなかった。」

烈火「いや……わざとじゃねぇんだし、もう良いよ。俺こそ、いきなり怒鳴って悪かったな。」

紅麗「……手作りの品か?」

烈火「おう。中学ん時の修学旅行で作ったやつらしくてさ。予想以上に綺麗にできたからって、俺にくれたんだ。」

紅麗「……佐古下柳か?」

烈火「いや?空太兄ちゃん(霧沢兄/仮名)。」

紅麗「……」(無言でマグカップ壁に投げる)

ガッシャン!

烈火「あ゛ーっ!!」

紅麗「済まん。手が滑った。」

烈火「完っ全にわざとだろーが!テメェふざけんじゃねぇぇ!!」

紅麗「喧しい。私以外から貰った物を後生大事に取って置くな。」






紅麗様は霧沢兄をライバル視してると良い。(笑)



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