*あとがき


以上をもちまして、いろんな赤司くんシリーズ:酷い男「溶けるさかな」の終幕とさせていただきます。約半年もの間、拙作へお付き合いいただきまして、まことにありがとうございました。


中途半端な終わりになりましたが、ひとまず「溶ける」についてはここでいったん区切らせていただきます。この先のふたりの恋模様やら、主人公の過去、『なずな』のことについては、「溶けるさかな」続編一途赤司「凌ぐのは愛しさでした。」の中で描かせていただきたいと思います。わざわざ分けた理由としては、今までよりさらに主人公への移入を図ること(=オリジナル設定が今までよりもっと濃い)と、今後の赤司くんが酷い男ではなくなること、「溶けるさかな」のモチーフは人魚姫であるためにここから先の展開としてはそのイメージには重ならないこと、などがあります。


「凌ぐのは愛しさでした。」のモチーフはシンデレラです。今度は赤司くんが彼女を追いかけることになります。「溶ける」においての伏線の回収として、何故彼女は自らを『なずな』と名乗ったのか、赤司くんが勘違いしてしまった理由などにおいても触れていく予定です。よろしければ「凌ぐのは愛しさでした。」でも彼らの物語にお付き合いくだされば幸いです。


なお、今後主に前半部分における矛盾の改正なども含めまして、大々的に編集をする予定です。また、どこかで『なずな』と灰崎についての番外編も書けたらいいなーと考えてますが、こちらについては正直微妙です。




ひとまずではありますが、これをもちまして「溶けるさかな」完結とさせていただきます!自己満足に始まり自己満足に終わった「溶ける」ではありますが、ご読了くださった皆さま、本当にどうもありがとうございました!




start:130102
end:130715
writer:riri
※このお話はすべてフィクションです。不自然な点もあるかもしれませんがどうかご容赦ください。