――この物語は、わたし上柿八重に降りかかった受難と幸福な日々の軌跡である。



あ、ちなみに、受難=おバカキセキ共の襲来、幸福=そんなキセキたちと「家族」みたいに親しくなったことを指しております、そんな重い話では絶対にないのであしからず。むしろ、お下品というかおバカというか。男子中学バスケ界では「キセキの世代」やら「幻のシックスマン」やらなんだか持て囃され担がれ、世間をにぎわせている彼らも学校ではただの中学生なわけで。



赤司は最初ただの悪ノリだったはずのくせに最近は本格的に厨二に目覚めちゃってるし、青峰はおっぱいおっぱいが口癖の思春期やろーだし、黒子は最近悪ノリのほうが楽なことを悟って時々便乗しやがるし、紫原はお菓子食べながら赤司を微笑ましげに見つめてやがるし(止めたげてよお!)、あ、でも緑間はツッコミに従事してるキセキ共唯一の良心ですよ!さつきも基本テツくんテツくんばっか言ってるけど、まあまともな方だよね。あ、忘れてた、あと黄瀬はわんこです。



まあ、なんといいますか。とにかく、おバカなんですよ!特に信号機カラー(赤、青、黄)のやつらがひどい。きゃーきゃー女の子たちに騒がれているようなかっこいいキセキの世代なんてわたしは知りません。かっこいいキセキなんてどこにも見当たりません。本当にわたしの前でもかっこいいキセキでいてくれればいいのに、とにかくあいつらは本当にガチのおバカなんです。あ、大事なことなので二度言いました!



おバカなキセキ皆さんこちらです。






start:20130117~