小ねた
2013/08/28 18:02

「この世は、勝利こそがすべてだ」

その言葉を信じている一方で、その言葉に縛られている。いつか、僕が敗北を知った時、その時僕は死ぬだろう。その瞬間は決して来ない。そう想定するも、あの考えは今も捨てきれない。僕が壊れ、死ぬとき。それは僕が敗けたときだ。その時、何かがもう一度始まる。その瞬間に僕はすべてを捨てる、何もかもを賭けるよ。

「僕は、お前たちの敵であることを望む」

僕を恨んで、そして憎んでくれ。決して僕を許さないでくれ。


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私はまだ捨てません。