小ねた
2013/10/07 22:23

前回までのあらすじ〜
俺のねーちゃんが「デートドタキャンされたから遊び来た〜」とか抜かしながら部活中に襲来した。青峰っちやら黒子っちやらに「やだ……かっこいい付き合いたい」といつもの挨拶をしながらだんだんに俺の友達と顔見知りになっていく!ちょっとねーちゃん!俺の友達にばっか特殊挨拶かますの本当やめてー!!


「涼太〜、みんなイケメンだね〜。おねーちゃん、うれしーです」
「ねーちゃんってばそれどういう意味!?っていうかいいから帰って早く帰って!」
「せめて主将さんに挨拶したい〜。涼太をよろしく頼まないと」
「おいいぃ!そんな期待に満ちた目をやめてよ!」
「呼んだか?」
「って赤司っちィイイ!!呼んでない!呼んでないからどうかあっち行っててぇ!」
「………は?」
「……ああ、なにかと思えば黄瀬の姉か。相変わらずのようだな」
「………むかつく…先輩には敬語使えよクソガキ!!」
「え……あれ?ちょ、ちょっと待って!赤司っちとねーちゃん知り合いなの?っていうかねーちゃんが食指(弟の友達にことごとく惚れかけるという悪癖)が動かないとか一体何事っすか!?」
「こいつとは去年ちょっとした確執があってね。去年一年生にして生徒会の会計だったこいつがうちの園芸部にケチつけまくってきたの。すごい嫌味なやつだよまじむかつく!」
「はっ、部費を正当な目的に使わなかった園芸部が悪いんだろう。それなのに人の人格にケチをつけるとは相変わらず最低な女のようだな」
「かっ!あれはうちの部員みんなで考えた花壇を汚されないための工夫だったのに!本当くそ生意気!!」
「その案が稚拙すぎると事実を指摘したまでだろう。男がみんなお前の言うことをホイホイ聞くと思ったら大間違いだぞ」
「ちょ……ねーちゃん?赤司っち?どうしたんすか、二人ともおもいっきり素が出ちゃってるけど……」
「涼太〜!!まさかバスケ部の主将がケチ司だったなんて!おねーちゃんショックだわ!」
「いやあ……でも赤司っち以外に主将が務まる人は他にいないんすよ!赤司っちは本当にすごいんすよ?」
「ま、まさか涼太まで赤司教に……おねーちゃん許さないから!!」
「教!?違う、違うから!ていうかなにそれ!」
「高校生になって歳を一つ重ねてもバカは治らないらしいな」
「…………ぐぬぬ!バカで悪かったなバカで!!今日は帰るよ涼太!赤司の顔なんて見たくないし!じゃ、練習がんばってね!」
「えっ、うん……気を付けて帰ってね。またナンパに引っかかって迷子にならないでよ、ねーちゃん」
「やはりバカなんだな」
「うるせー赤司!覚えてろよおおおお!!!」
「ねーちゃんそれ悪役のセリフ」
「やはりバカはバカなんだな」



赤司とは犬猿の仲。うちで唯一ほとんどデレない赤司さんだと思います。そんなわけで改めて。

黄瀬→かわいいかわいい弟。嫌がってる顔が最高に好物。
青峰→ワイルドイケメン、ぜひ弟と仲良くしてほしい!
黒子→ぶっちゃけ好みだよ黒子っち下さい!!
緑間→中学生とか詐欺だ。
紫原→餌付けしたら彼氏になってくれますかね……。
赤司→犬猿の仲!!生意気!!!

かみんぐすーん
桃井→??
灰崎→??
虹村→??

今吉→??
花宮→??