小ねた
2013/08/25 12:19

黒子テツヤ(23)、職業保育士。そんなボクの彼女は所謂Jkです。

「テツヤさんテツヤさん!」

彼女がいかにもうれしそうな、ほにゃほにゃした表情をしながら、突然ボクに飛び付いた。くっついてくれるのはいいが、この勢いよく飛び付く癖自体は治してほしい。全体重をかけられる身にもなってほしい。ただでさえ、最近仕事で腰に負担がかかっているのだから。

「……ふぅ。キミ、いい加減これやめてくれませんか」
「えー!いや〜」
「そんな声出してもかわいくありませんから。いい加減子どもを卒業しなさい」
「テツヤさんひどい!」
「ひどくて結構です」

腰にへばりついていた彼女を引き剥がすと、不満そうな表情だったので。

「テツヤさん意地わ……むぐ!」

捕まえていた手首をそのままに、ちゃんと逃げないようにしてから無防備な口を塞いだ。本当にバカな子。

「……残りはキミが高校を卒業するまで、とっておきますね」

ぼけっとしている彼女の濡れた唇をゆっくりと拭った。


ボクの彼女はLJk



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